1から始める、プラモデル・模型の作り方!

タミヤ 1/700 軽巡洋艦 矢矧(やはぎ)のプラモデル製作記

タミヤ 1/700 軽巡洋艦「矢矧」完成写真

「軽巡洋艦 矢矧」製作記

今回作ったのは、タミヤ模型から発売されているウォーターラインシリーズNo.315、軽巡洋艦「矢矧」。

キットの発売時期が1972年とけっこう古いですが、モールドやパーツの合い等、今のキットと比べてもなんら遜色ないすばらしい出来!約30年前のプラモデルとは思えません。

今回は学研から発売されてる、「超精密模型で見る 帝国海軍艦艇集」も参考に細部も多少作って行こうと思います。

こちらがキットの中身。共通の兵装パーツも付いてます。

まずは艦底パーツ内部に、完成後に海面プレートにボルトで止められるよう、ナットを取り付けておきます。

それから船体パーツと艦底パーツを接着して、合わせ目をデザインナイフで削ってならしておきました。

その後、海面プレートに船体をネジで固定してKATOのウォーターエフェクトで波を再現。

今回は、艦首部分のアンカーチェーンをフラグシップの極細金属チェーンに置き換えてみました。

ホーサーリールはエッチングに置き換え、昇降口や水密扉もエッチングに置き換えておきました。

その後、リノリウム部分を主にレッドブラウンで調色した塗料で塗装。

リノリウム色が乾いたら、ダークイエロー色の伸ばしランナーでリノリウム押さえを再現して、船体外周にライオンロアのエッチング手摺を取り付けておきました。

上部構造物にもエッチング手摺を取り付け、艦橋窓はファインモールドの汎用メタルメッシュ(AE-07)を使ってエッチングに置き換えてます。

航空軌条もプラスチック部分を削りとり、エッチングに置き換え。

船体外周のエッチング手摺の取り付けが終わったら、リノリウム色部分をマスキングしておきます。その後エッチングのボートダビットを取り付けておきました。

マスト部分はプラスチック部品をそのまま使うことにしましたが、支柱部分をエバーグリーンのプラ棒&伸ばしランナーで追加してみました。

13号、21号電波探信儀、ループアンテナ等もエッチングに置き換え。

煙突は開口して内部をプラ板で作り、上部の格子をフラグシップの0.14mm極細銅線で作成。

煙突外周のジャッキステーはエッチング手摺を半分にカットした物を使って再現してみました。

艦首の旗竿は0.3mm真鍮線と伸ばしランナーでディティールアップ。内火艇もそれぞれディティールアップしておきました。

船体をクレオスの「呉海軍工廠色」で塗装後、リノリウム部分のマスキングテープを剥がします。そして、船体上部をマスキングして艦底色を塗装。

その後レッドブラウン+ブラックを薄めた塗料で船体をウォッシング。塗料はかなり薄めて、塗りっぱなしで済ませてます。

艦載機もキャノピーはファインモールドの汎用メタルメッシュ(AE-18)に置き換え、エッチングプロペラを追加しておきました。

そして金属線で空中線を張って、その後碍子を瞬間接着剤で再現

1/700 軽巡洋艦矢矧

これで完成です!

1/700ウォーターラインシリーズはエッチングパーツでディティールアップしてやると、俄然見栄えが良くなりますね。いずれ徹底的にディティールアップした艦を作ってみたいです。

今回作った模型はこちら。
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