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水抜き・レギュレーター

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ハンドピース、コンプレッサーともう一つ、「水抜き・レギュレーター」も必要になってくる場合があります。

コンプレッサーで圧縮空気を作ると水蒸気が発生してしまうんですけど、そのままだとハンドピースから水滴となって吹き出してしまう場合があります。

コンプレッサーの「圧力」と、「湿度」が高いほど水を吹きやすいです。

クレオスの「 L5」とかタミヤの「REVO」等、比較的低圧のコンプレッサーで晴れの日だと、殆ど水滴が出来ることはないんですけど、高圧の出せるコンプレッサーを使った場合や、低圧でも湿度の高い雨の日などは水が吹き出しやすいです。

塗料と一緒に水を吹いてしまうと、塗装に失敗してしまうので、水蒸気をハンドピース手前で取り除いてやる必要があるわけです。

また、コンプレッサーの空気圧が高くて吹きつけにくい場合は、空気圧を下げる必要がありますが、この水抜きと空気圧調整をするのが「水抜き・レギュレーター」で、通常一体になってます。


写真の左側はクレオスの「Mr.レギュレーター」

右側はタミヤのコンプレッサーSW-653に付属していたSMC製の水抜き・レギュレーター(AWR-4)。

AWR-4のようなタイプのレギュレーターは比較的高性能な物が多く、高圧タイプのコンプレッサーに付属してたりすることが多いです。

クレオスの物よりダストや水滴を確実にカットしてくれます。


●水抜きとしての役割


写真は、最も簡易なタイプの水抜き・レギュレーター、クレオスの「Mr.エアーレギュレーター MkT」。

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左はコンプレッサー使用前、右はタミヤの「HG コンプレッサー レボ 」を湿度70%の部屋で約3分ほど動かした時の状態。

3分作動させた方は、ビンの内部に水滴が付いてきてます。
さらにコンプレッサーを動かし続けると、瓶に水が溜まってきます。

水抜きを付けてないと、この水蒸気がハンドピースに送られて、ある程度溜ると水滴として塗料と一緒に吹き出されてしまうわけです。

それじゃあ、このクレオスの水抜きを付けていれば、完全に水滴を取り除けるのかというと、これが取り除けないんですよ。。


湿度の高い日等は、ハンドピース手前のホース内にも水滴が溜まってしまう事があります。付けないよりはよっぽど良いんですけど、確実に水滴をカットしたい場合はちょっと不安があるかも。

特にリニアコンプレッサーL7等、そこそこ高圧が出るタイプで雨の日に使ったりすると、水滴を取り除けずにハンドピースから水が吹き出てきてしまう場合があります。



そういったときは、ハンドピースにクレオスの「ドレン&ダストキャッチャー」を取り付けてやると、より確実に水滴を取り除けますよ。

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また、ダストや水滴の防止だけで無く、トリガー式ハンドピースに取り付けると、このドレンキャッチャーが持ち手にもなり、かなり使い勝手がよくなります。

ただ、この「ドレン&ダストキャッチャー」の重さが約50gあるので、取り付けると人によってはちょっと重く感じるかも知れないです。

個人的には、写真の様なトリガータイプであればそんなに気にならないんですけど、普通のダブルアクションタイプに取り付けると、ちょっと重さが気になる感じです。

常時付けておく必要も無いと思うので、重さが気になる時は雨の日だけ付けるようにしておくと、かなり便利に使えるんじゃないかなと思います。

ドレンキャッチャーには、風量調整機能のが付いた「ドレン&ダストキャッチャーU/PS288」もあります。


私の場合、メインで使ってる田宮のREVOコンプレッサーには、クレオスの「Mr.エアーレギュレーター MkT」を取り付けて使ってます。

タミヤのコンプレッサーにクレオスの「Mr.エアーレギュレーター」を取り付けたい場合は、透明ホースを途中でカットして、直接レギュレーターのネジ部に取り付けると良いと思います。エアー漏れなども無く、特に問題無く使えてます。

それでも湿度が高い雨の日でホースに水滴が溜ってくる場合は、「ドレン&ダストキャッチャー」を取り付けるか、もしくは時々ハンドピースからホースを外して、空吹きしてホース内の水滴を取り除きながら使ってます。

タミヤのエアーホースは透明なので、中に溜ってる水滴の状態が分かるので、結構便利ですよ。

REVOコンプレッサーの場合は、ホースに水滴が溜ったとしても、そんなに酷くは無いので、今のところはこれで特に不便を感じてないです。


それよりも、もっと根本的に水滴を除去したい場合は、水抜き・レギュレーターをもっと高性能な物に取り替えるのが確実かもしれません。


写真はタミヤのSW-653付属の水抜き・レギュレーター(AWR-4)。
これはウレタンクリアーを塗装するときに使ってる、タミヤのコンプレッサー「SW-653」に繋げて使ってますが、これだとほぼ確実に水滴を除去してくれます。

カップに水が溜ってきたら、下部の突起を押すだけで水が排出できるのも便利。(カップを取り外して捨てることも可能です)

田宮のAWR-4は、SMCと言う会社が生産しているレギュレーターで、他はウェーブからも同じようなタイプのレギュレーターが発売されてます。

クレオスの「Mr.レギュレーター」で役不足を感じてる場合は、買い換えてみても良いと思います。

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●圧力調整としての役割

細吹きしたいとき等で、もっと風量を少なくしたいときには、レギュレーターで風量を絞ることが出来ます。


クレオスのレギュレーターはつまみ部分を回して、もうすこし高性能なタイプは上部のダイヤル部分を回して圧力調整します。

どちらもスムーズに圧力調整出来るんですけど、写真左のクレオスの方は圧を低く調整しても、最初の一吹きは最高圧でエアーが出てしまいます。設定圧力に収まるまでに1〜2秒かかってしまうので、馴れるまではちょっと使いにくいかも。

タミヤの方も最初は設定圧力より多少高い圧が出ますけど、クレオスのように最大圧でエアーが出てくることは無いです。

下記に「Mr.エアーレギュレータ」の動画をUPしておきます。



圧力を0.05MPaに設定してますけど、ボタンを押してないときは最大圧力まで高まってしまい、ボタンを押すと圧が下がり、設定した0.05MPaに落ち着くまで1〜2秒ほどかかってしまいます。

最初に高圧がでて使いにくい場合は、エアー量調節機構が付いている、「ドレン&ダストキャッチャーU/PS288」が便利です!



これをハンドピースに付けて調整ネジを回すことで、風量を0〜最大まで無段階に調整出来るようになります。

吹き始めも設定した風量でエアーが排出され、クレオスのレギュレーターのように、吹き始めに最大圧でエアーが出るような事もないです。

ただ、「ドレン&ダストキャッチャーU/PS288」は重量が約50gあり、その分重くなってしまうので、人によっては重さが気になるかも。ネジ位置は360度好きな位置に出来るし、持ちにくくなることは無いんですけどね。

全体的に使い勝手は良く、amazonでの評価も高いです。

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それと、クレオスのハンドピースには、カップ下のネジで風量を調整出来る「エアアジャストシステム」が搭載されているプラチナシリーズがあります。

こちらもドレンキャッチャーUと同じように、無段階で圧力調整出来、最初の一吹きから設定した圧でエアーが排出されます。

これだと、ドレンキャッチャーUよりもさらに手元で調整出来るため、より使いやすく、快適に圧力調整が出来ます。

新たにハンドピースを買う場合は、このエアアジャストシステムが付いているクレオスのハンドピースを検討してみる価値はあると思います。特に細吹きするときには便利です。


それと、クレオスの水抜き・レギュレーターには、圧力計が付いてるタイプと付いてないタイプがありますけど、実際に塗装するときに圧力計を使う事って、殆ど無いと思うんですよ。

もちろん、人によっては使う人もいると思いますけど、個人的には殆ど全くと言って良いほど、必要性を感じてないです。

確認の為に見ることはあっても、結局は実際に吹いて塗料の薄め具合や、塗装しやすい圧力を探っていくしかないですからね。

なので、買うなら値段の安い圧力計無しのタイプで良いんじゃ無いかな、と言う気がしてます。圧が計れる以外の機能は、同じですから。




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