プラモデル・模型の作り方を写真入りで1から解説!
車・バイク・飛行機・艦船・AFVなど、スケールモデルを中心にUPしてます。
TOP特集 Hot!完成品ギャラリー 制作日記 UP!組立・工作ポイント塗装ポイント情景・ジオラマ製作
工具・塗料・材料模型用語集模型ハウツー本 プラモ通販リンク集当サイトについて メール
TOP > 特集 > エアーブラシ塗装とは?

初心者でもプロの仕上がり!エアブラシで出来る事

スポンサード リンク


「エアーブラシって値段もそれなりに高いし、買って本当に効果あるの?缶スプレーで十分じゃない?」

とか、

「エアブラシは上級者が使う機材。まずは、筆塗りと缶スプレーでキレイに塗装できるようにならないと、エアブラシは使いこなせない」

なんて思ったりしてませんか??

でも、実は筆塗りと缶スプレーではキレイに作る事は難しいんですよ。
むしろ、初心者ほどエアブラシを使った方が良いです!


というのも、それなりに面積のあるパーツを筆塗りでキレイに仕上げるのは非常に難しく、筆塗りこそ高度な技術が必要な、上級者の塗装方法だからす。

2回、3回と塗り重ねても筆ムラは残ってしまうし、塗膜はデコボコになるし、細かなモールドは埋まってしまうし、ラッカー系は塗ってるそばから乾いてくるし、金属色に至ってはムラ無く塗るのはまず無理です。

深緑や紺色、ブラック等暗めの色ならまだしも、黄色や赤、白など明るい色だとなおさら難しく、筆塗りでキレイに仕上げるには茨の道が待っているでしょう。。細かいパーツは筆塗りでOKなんですけどね。


缶スプレーは大きなパーツには便利なんですけど、入り組んだ部分や細かいパーツは塗りにくいし・・。何より発売されている色しか使う事が出来ません。

こんな悩みを一気に解決してくれるのが、「エアーブラシ」です!


エアーブラシというのは、コンプレッサーで圧縮した空気を使って、ビン入り塗料を霧状にしてスプレー塗装するための機材。


エアーブラシがあれば、好きな色を自由に混色してスプレー塗装出来、艶有り・つや消し塗装はもちろん、ウレタンクリアーや金属色もキレイに塗装可能です!



また、エアブラシであれば薄く塗料を乾かしながら吹きつけられるのでマスキングして塗装するときも塗料が滲まず、キレイに仕上げられます。



バイク模型のマフラー焼けやスス汚れや埃汚れ、迷彩塗装など、表現の幅も大きく広がります。

筆塗りでは得られない、薄くキレイで滑らかな塗装が出来、作品の完成度も一気にUPして、模型作りも楽しくなりますよ!



● エアーブラシのメリット、デメリット

 メリット  
 デメリット

メリット・デメリットはこんな感じかな?と言う気がしてます。
デメリットは初期投資と、コンプレッサーによっては作動音がちょっと気になるところかも知れないです。

ただ、プラモデル製作を趣味でやっていくなら、エアブラシは殆ど必須と言って良いと思うので、



● エアーブラシ塗装に必要なもの


エアーブラシ塗装に必要な、最低限度の機材は写真左の「コンプレッサー」「ハンドピース」の2つです。これでエアブラシ塗装が始められます。
(水抜き・レギュレーターはコンプレッサーの圧力にもよりますけど、絶対必要というわけではないです)

あとは、塗装中の塗料粉末を吸引して外に排出する、右の写真の様な「塗装ブース」もあれば室内でも快適にエアブラシ塗装を始められますよ。



● エアーブラシ塗装は難しい?

エアブラシ塗装は一見すると上級者向きで、難しそうな感じがするかもしれませんが・・

これが実際に使ってみるとけっこう簡単で、缶スプレーの方がよっぽど難しいです。

むしろ初心者の方ほどエアブラシを使った方が、キレイにプラモデルを仕上げられると思います。

エアブラシは缶スプレート違ってエア圧や塗料の濃度をコントロール出来、塗料を薄く均一に吹き付けられるので垂れにくく、奥まったところも塗りやすいんです。

マスキングして塗り分ける時も、薄く乾かしながら塗装することで、塗料が滲まず、キレイに仕上げやすいです。筆塗りだと、どうしても塗料が滲んでしまいやすいんですよね。

「もうちょっと上手くなってからエアブラシを買おう!」

と思ってたりするかもしれませんが、もうちょっと上手くなるのにエアブラシが必要になってくるので、迷ってるならすぐにでも買ってしまった方がいいと思います!



● エアーブラシは高い?

高圧が必要なウレタンクリアー塗装も出来る、本格的なコンプレッサーを揃える場合は、必要機材一式で25,000〜35,000円程度はかかると思います。

でも、ウレタンクリアーを塗装しないならそんなに高圧も必要なく、タミヤの「ベーシックコンプレッサー」だと、約1万円程で十分にエアブラシ塗装を始められます。

ベーシックコンプレッサーは低価格ではあるんですけど、実用十分な性能で、何の問題も無く塗装することが出来てしまいます。

必ずしも大型で高圧の出せるコンプレッサーや、高価なハンドピースじゃないとダメというわけでも無いですからね。

あとは、ヤフオクで程度の良さそうな中古を探してみるのも有りだと思います。個人的にはタミヤのレボコンプレッサーをメインで使い、ウレタン専用にタミヤのSW-653を使ってますが、SW-653はヤフオクで1万円で入手してます。

それでも、数千円では揃わないかも知れませんけど、エアブラシで得られる仕上がりの良さや、長期にわたって使っていける事など考えると、十分魅力的な機材なんじゃないかなと思います。



● 手入れが面倒くさそう・・


エアブラシは塗装後に掃除しないといけないので、手入れがめんどくさそうですよね・・。

たしかに、ハンドピース本体とカップが分離するタイプ(写真左)は、塗装後の清掃がちょっと面倒です。
でも、カップ一体型のハンドピース(写真右)であれば、塗装後の洗浄も簡単に終えることが出来ますよ。

分離型はネジの部分にも塗料が溜まってしまうので、ここもキレイに清掃しておく必要があるんですけど、一体型はその手間が無いので、塗装後の掃除も簡単。

最初に買うハンドピースは掃除が簡単で扱いやすい、カップ一体型を買っておくと煩わしさも少なく、スムーズに使えるんじゃ無いかなと思います。



● 夜の使用は騒音が気になる?

騒音はコンプレッサーによって、大きく変わってくる所なんですよね。。
夜間どころか、昼間でも作動音が気になるコンプレッサーもあるし、夜の木造アパートでも使用できる静音タイプのコンプレッサーもあるし、色々です。

クレオスの「リニアコンプレッサー L5」は、メインで使えるコンプレッサーとしては最も作動音が静かな部類で、一番売れてるコンプレッサーみたいです。

作動音が気になる場合はL5を買っておくのがベストかもしれません。
あとは、消音対策を施すことでも作動音を小さくできますよ。

私は、タミヤのレボコンプレッサーを消音対策して使ってます。


● 入門用の簡易エアブラシセットは・・?

エアー缶とセットになった、2000〜3000円程度の入門用エアブラシがありますが、これは正直オススメ出来ないです。

初期費用こそ安く押さえられますけど、ボンベが無くなればその都度買い足す必要が出てくるので、トータルで見ると全然安くならないんですよ。

ボンベは塗装だけでは無くハンドピースの洗浄にも使うので、けっこう頻繁に買い足すことになり、使えば使うほど高くつきます。

しかも連続使用すると圧力が下がってくるので、安定した連続塗装も難しく、細吹きもムリなので、ベタ塗り専用になってしまいまうし・・。

「ウレタンクリアーを塗装する時だけ高圧がほしい」と言うような、限定的な使い方であれば使えると思いますけど、通常のエアブラシ塗装には向いてないと思います。

こういった簡易タイプを買うなら、タミヤのベーシックコンプレッサーセットを買っておいた方が、後悔も少ないと思います。もし要らなくなっても、ヤフオクでそれなりの値段で売れますから。




エアブラシ関連書籍


カンペキ塗装ガイド〈3〉エアブラシ完全攻略

カンペキ塗装ガイド ぷはプラモのプ (Dセレクション)

はじめてだってうまくいくガンプラ塗装の教科書

ノモ研 増補改訂版 (ホビージャパンMOOK 227)