1から始める、プラモデル・模型の作り方!
プラモデル塗装のマスキングをケース別に写真入りで紹介しています

プラモデル塗装のマスキングをケース別に紹介

「ここはどうやってマスキングしたらいいの・・?」

入り組んでたり、曲面だったりでマスキングが難しいケースってありますよね。

このページでは、そんな疑問を解消すべく、カーモデルの窓枠やウィンドウパーツ、艦船模型の甲板、飛行機のキャノピーやその他ケース別に、実際のマスキング手順を紹介しています!

ケース別マスキング例

いくつか、マスキング例を紹介してみます。

細かい部分のマスキングは、基本的にテープを細く切ったり、曲線に切ったり、ポンチで切り抜いたりして、少しずつマスキングしていくことになります。

車のヘッドライト部分です。マスキングテープをポンチでくりぬいたり、デザインナイフで曲線部分に合うようカットして、テープが貼りにくい部分はマスキングゾルを使いました。

こういった一体形成の部品をマスキングするのは非常に面倒ですけど、細かくカットしたマスキングテープを地道に貼っていくしかないです。

カーモデルのフロントバンパー部分。曲線部分はボディ形状に合わせてカットしたテープを貼り付け、その後、他の部分をテープとゾルでマスキング。

これは下地のクリアーレッドがデカールに滲み出て来たのを修正するためにマスキングしました。ただ、”SHOWA”の文字は小さすぎて諦めました。。

飛行機のキャノピー。これは、一度テープをキャノピーに貼って鉛筆で型を付け、それをカッティングマットに貼り付け。鉛筆のラインに沿って切りとり取って貼り付けてみました。

こちらはF1マシンのカウル。ボディに薄く塗り分けの凸モールドがありましたが、下地処理のペーパーがけで消えてしまうので、あらかじめ凸モールドの位置を厚紙で型を取っておきました。

その型紙を元に、細く切ったマスキングテープで塗り分けラインを決定。全てマスキングテープを貼ると大量に必要になるので、塗り分けライン以外は不要な紙でマスキングして塗り分けてます。

カーモデルの窓枠は、細切りや曲面にカットしたマスキングテープを貼り、隙間にマスキングゾルを塗布。エアブラシで塗装してます。

カーモデルの透明ウィンドウは、最近のタミヤ製キットには専用のマスキングシートが入ってますが、入ってない場合は小さくカットしたテープを少しずつ外周に貼った後、内側をマスキングしていきます。

大きめのテープを貼り、シャープペン等で型を取って切り出して貼っても良いですが、どうしてもズレが出てしまうので、小さめのテープを貼った方がキレイに仕上がる気がしてます。

こちらの「透明ウィンドウのマスキング」のページに、詳細を別途UPしてます。

艦船模型の甲板は多数の小さな突起物があるので、マスキングは非常に面倒でが、細かくカットしたマスキングテープを地味に貼ってマスキングしていきましょう。

艦によっては、専用の甲板マスキングシートが発売されています。

詳細はこちらの「艦船模型の甲板マスキング」のページに、別途UPしてます。

【 マスキングに関するページ 】