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TOP > 特集 > 写真撮影 > 4.ブースを使って撮影してみよう!

4.自作の撮影ブースを使った写真撮影

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自作した照明&撮影ブースで早速写真を撮ってみましょう。

基本的にブースの中に模型を入れて撮るだけですけど、このブースで撮る場合は、艶有りの模型はあまり向いてないように思います。

あと、背景に白ケント紙(画用紙)を使う場合、背景がキレイに白くなれば良いですけど、グレーがかってしまうとパッとしない写真になりがちです。

とりあえず、いくつか実際に撮ってみました。



左の状態で撮ったのが、右の写真です。

手前からもレフ板で光を回して、明るさはパソコンで多少修正してますけど、個人的にはこれだけ撮れれば十分なように思います。



背景はキレイに白く写せる模型と、そうでないのがあります。

パソコンで明るさは多少修正はしてますけど、それ以外の処理は私には無理なので、背景がグレーっぽくなってしまうとちょっとイマイチな感じがします。



艶有りの模型は、この撮影ボックスだと光の当たり具合をコントロールしにくいので、キレイに写しにくいように思います。

左の「マクラーレンMP4/6」は、周りがグレーっぽく写ってしまいました。

右の黒色のGT-Rは背景も白くなってますけど、この辺は模型の色によって違って来るのかな。よく分かりません。
ただ、GT-Rも奧側のボディがちょっと飛び気味になってしまってます。

背景をグラデーションペーパーに変えるとまた違った雰囲気の写真が撮れると思いますけど、このボックスに入る小さめのグラデーションペーパーを持ってないので、今のところ背景は白画用紙でしか撮影してないです。



こういった小物類の撮影は、比較的キレイに写りやすいです。
金属部分やガラス面なども、光が均一に映り込むのでキレイに撮影出来ます。



このボックスは光が全体に回るので、製作途中の写真をブログにUPする場合等も、けっこう便利です。

ブログに写真をアップする場合は、背景が白一色で余計な物が写ってないと、データサイズが比較的小さくて済むのもメリットだと思います。

とりあえず、このボックスでの撮影に向いているのは、艶無し模型の完成品や小物類、製作途中の写真などでしょうか。

撮影したことはないですけど、フィギュアの撮影などはけっこう向いてるような気がします。



A.模型への写り込みを調整する

ここからは、ライティングボックスは使わず、照明だけをつり下げて使って撮影してみます。

撮影ボックスでの撮影と違って、照明の距離や角度を調整することで、撮影に幅が出て来ます。

艶有りのカーモデル等はボディへの写り込みを調整してやると、雰囲気がずいぶん違ってくるので、ライトの位置やレフ板・黒ケント紙で映り込みを調整してみましょう。


● ライトの位置や角度を変える

まずは、ライトの位置を変えて調節してみます。

下の写真の背景紙には、堀内カラーのグラペ(B-1サイズ 1,100×800mm ブラック)を使ってます。

手前の金属の長い定規は、グラペが浮き上がらないように重りとして置いているだけです。


照明を模型から離して撮るか、近づけて撮るかでボディの艶の写り具合も変わってきます。

左のように模型からライトを離して撮影したのが、右の写真です。
全体的にちょっとカッチリした印象ですけど、艶の具合は分かりやすい気がします。

ライトを離した分バックシートにも光が当たって、バックがちょっと明るめになってます。



今度はライトを近づけて撮影してみました。

こっちの方が雰囲気的には柔らかい感じですけど、全体的に白っぽい映り込みが出来て、メリハリがない感じもするかな。

基本的には模型にライトを近づけて、レフ板や黒ケント紙などで映り込みを調整したほうが良さそうな気がしてます。



● レフ板や黒ケント紙で映り込みを入れる


次はレフ板や黒画用紙(ケント紙)を置いて、模型への映り込みを変えてみます。



まずはレフ板を使わず、ライトのみで左の状態で撮影したのが、右の写真です。



次はスチレンボードのレフ板を使って、リアとサイド部分に光を回して撮影してみました。

全面に光が回って、スチレンボードの白っぽい映り込みが出来ました。



今度は車のサイド部分のレフ板を外して、黒画用紙を置いてみました。

サイドの黒い映り込みがハッキリして、艶の具合が多少分かりやすくなったかな?



さらに黒画用紙を竹ひごにテープで取り付け、上面からの光を部分的にカットして、窓ガラスの白い反射を消してみました。

シャープで、引き締まった感じになったような気がします。

レフ板や黒ケント紙の大きさや角度によって、かなり写りが変わってくるので、好みの雰囲気を探して、色々と置き方を試してみると良いと思います。



B.照明で背景にグラデーションを作る

グラデーションペーパーを使わずに、背景にグラデーションを付けるには、背景部分にライトの光が当たらないようにすればOKです。

本来は黒ケント紙や布等で光が当たらないようにするんでしょうけど、この照明だと簡易的に照明の向きを手前側に向けることでも、グラデーションを作れます。

ただ、これだと模型の後ろ側からライトを照らす事になり、手前が暗くなるので、手前側はレフ板等で光を回してやったほうが良いと思います。



ライトを写真左のように後方から逆光気味に当てて、背景に光を当てないようにすると、右のように背景にグラデーションが付いた写真が撮れます。



もう少しライトの角度を緩めにして、背景にも光を少し当ててやると背景はグレーに。グレーは自然な感じで良いかもしれません。



そしてライトを前下がり気味にして、前方から背景にも光を当ててやれば、背景も白く撮影出来ます。



今度は青い画用紙を背景にセットして、左は普通に撮影、右はグラデーションを付けて撮影してみました。

グラデーションをかけると、多少高級感が出たような気がしますけど、ライトを後ろから逆光気味に当ててる分、どうしても模型の前面に光が回りづらくなりますね・・。

このセッティングだと、背景をグレーにする程度が実用的な範囲かもしれません。

黒くしてしまいたい場合は背景にスペースをもっと余分に取って、布やケント紙などで光が当たらないよう、もうひと工夫した方が方がよさそうです。

とりあえず、写真撮影はこんな感じでやってます!


【 プラモデルを写真に撮ろう! 目次 】
1.写真撮影に必要な機材・道具類
2.撮影ポイント、ピント合わせ
3.面光源照明&撮影ブースを自作しよう!
4.ブースを使って撮影してみよう! (このページです)



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