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1.プラモデルの写真撮影に必要な機材・道具

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せっかく作った模型です。写真に撮っておくとパソコンで気軽に見れたり、ブログにUPしたり、売却した場合や万一壊れた場合でも、後々まで記録として残しておけます。

写真ならではの楽しみもありますしね。

ここでは、室内でプラモデルの写真撮影をする際に必要な機材や道具、撮影ブースの自作方法、実際の撮影方法などを紹介してみたいと思います。

自然光での撮影は写りも自然で照明設備も不要ですけど、天候や時間に左右されるので、室内での蛍光灯撮影をメインにしてます。


プラモデルの写真は、自作の照明器具を使って撮影してますが、それなりに雰囲気のある写真が撮影出来ると思います。

まずは、写真撮影に必要な機材類です!


A.デジタルカメラ

まず必ず必要なのが、デジタルカメラ。

携帯やスマートフォンのカメラでも撮影出来ますけど、デジタルカメラを用意出来ればその方が良いと思います。

デジカメと言っても高級な一眼レフは不要で、コンパクトデジカメで十分です。

画質的な物は一眼に劣るかもしれませんが、コンパクトデジカメはCCDやCOMS(フィルムカメラのフィルムにあたる物)のサイズが小さく、これが小さいと手前から奥までピントの合った写真を撮りやすいというメリットもありますから。


あと、コンパクトデジカメでも被写界深度を調節出来るカメラだと、より手前から奥までピントを合わせやすいです。

絞り優先(Av)モードがあるカメラは、被写界深度を調節できます。

被写界深度を調節出来る機種は、コンパクトデジカメの中でもちょっと高級な部類に入りますけど、新しく買うなら被写界深度を調節出来るコンデジがオススメです。

被写界深度、ピント合わせに関しては「 2.デジカメの設定・ピント合わせ」にUPしてます。

写真のカメラは、キャノンの「パワーショット S95」という機種ですが、このシリーズのカメラは画質も良く、使いやすいと思います。



B.三脚

三脚は野外撮影の場合、明るければ必要ないかもしないですけど、室内で撮影する場合は手ぶれ防止のため必ず三脚で固定します。

個人的には三脚で固定した上で、セルフタイマーで撮影してます。

三脚は数千円から数万円と随分価格に開きがありますけど、コンパクトデジカメであれば高級な物は不要で、2〜3000円程度の物で十分だと思います。

ただ、卓上型のミニサイズは撮影状況が限定されるので、通常タイプの三脚の方がオススメです。



C.レフ板、黒画用紙(ケント紙)

レフ板は光を反射させて影を無くしたり、艶や映り込みを調整したりするのに使います。

レフ板には、白い画用紙やスチレンボード、段ボール等にアルミホイルを貼った物などが使えます。

スチレンボードはホームセンター等で安価に買えますし、使用頻度も非常に高いので、ぜひ用意しておきましょう。

特に表面に白画用紙が貼ってあるタイプのスチレンボードがオススメです。
2つ折りにして自立させることが出来るし、縦横どちらにも置けて便利です。

大きめのスチレンボードを複数にカットして、いくつかサイズ違いを作っておくと、色々なサイズの模型に対応出来ます。

黒画用紙は、カーモデル等のボディの映り込みを調節したりするのに使ったりしてます。



D.ホコリ取り

模型についたホコリが付いてると、写真を撮ったときにけっこう目立ってしまいますので、撮影前にはホコリを落としておきましょう。

個人的にホコリを取り除くのに最も良く使ってるのが、ブロアーです。


本体を強く握ると先端から勢いよく空気が出てきて、その空気圧でホコリを吹き飛ばします。

ブロアーはホコリを吹き飛ばすのにすごく便利なので、1つ持っておくと重宝すると思います。

家電用品店のカメラコーナー等で入手出来ます。



他には、タミヤの「モデルクリーニングブラシ」もけっこう使ってます。

ブロアーだけでは取り除けない小さなホコリや、入り組んだところのホコリは、このブラシで取り除いてます。
静電気も取り除いて、ホコリがつきにくくなる効果もあるみたいです。



あとは小型のモップや100均のブラシ等は、バックシートに着いた埃を取るのに便利です。



E.バックシート

バックシートは、プラモデルの背景に余計な物が映り込まないように背景に置いて使います。

バックシートには、画用紙やグラデーションペーパーなどが使えます。

右の写真は黒画用紙をバックシートに使い、窓際で撮影したものですが、画用紙1枚でも十分バックシートとして使えます。



こちらはグラデーションペーパー。

グラデーションペーパーを背景にセットして撮影すると、右の写真のような、けっこう高級感のある写真が撮影出来ると思います。

写真のグラデーションペーパーは、堀内カラーから発売されている「グラペ」ですが、斑点や粒子がなく、写真に写したときも滑らかで自然なグラデーションに仕上ってくれるのが良いです。

材質はコシの強いトランプのような紙で、水もはじくので汚れは消しゴムや水拭きである程度落とせます。

ただし! キズを付けないよう注意が必要です!
このグラペ、けっこう簡単にキズがついてしまいますから。。

あと、丸めてしまっておくと丸くクセがついてしまい、使うときに伸ばしにくく、ちょっと使いにくい感じがあります。

サイズはB-2(800×580mm)、B-1(1,100×800)、B-0(1,560×1,100mm)の3種類、色は8色あります。

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写真のグラペはB-1サイズのブラックですが、1/12カーモデルや1/6バイク模型、1/32飛行機模型などを撮影するならこのB-1サイズが必要になると思います。

B-2サイズだと、1/24カーモデルや1/12バイク模型、1/35AFV辺りの模型で、1/350艦船模型の場合はB-0サイズが必要になってくると思います。

撮影する模型よりも横幅が広くないと、実際に撮影した際に左右が足りなくなってしまうので要注意です。


こちらは「バックロール Pro」という、塩化ビニール製の背景シート。

サイズが横91cm×縦142cmと結構大きいので、大型の模型にも対応出来ます。

サイズが大きい場合、紙だと折れ曲がったりしないように扱うのが大変ですけど、この塩化ビニル製のバックシートは取り扱いが楽です。

折れ曲がりにくく、キズも目立たないし(特にホワイトは)、汚れも水で拭いてキレイに出来るし、裏表両面使えるので長持ちするんじゃないかなと思います。

これも丸めてしまっておくと、どうしても丸くクセがついてしまいます。
価格は約3000円程で、ホワイトの他、ブラックも発売されてます。

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F.照明

野外や室内の窓側で撮影する場合は不要かもしれませんが、室内撮影では照明が必要になってきます。

特に”面”で発光する照明器具があると、室内蛍光灯とは違った、雰囲気のある写真が撮れるようになります。


左の写真は電球型蛍光灯(卓上デスクライト)、右は面光源の蛍光灯で撮影したものです。

右の面光源照明の方が影が薄く柔らかい感じで、ハイライトも広い面積で入り、ちょっと上品で雰囲気のある感じで写ってるんじゃないかな、と思います。



面光源照明は、こんな感じのライトです。

四角い傘のような部分がライトで、傘の底面全体が光るように発光します。電球は、普通の電球型蛍光灯を使用。

写真は比較的安価なタイプで、PHOTO TOOLSの「ソフトライトボックス」というライトです。(発光面積は40×40cm。)

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面光源照明は自作することも出来るので、自作しても良いと思います。
今は自作した下のライトを使っていて、上の「ソフトライトボックス」は殆ど使ってないです。


こちらが自作した面光源照明。

角度調整に多少制限が出ますけど、模型撮影には問題無い範囲で、照明としての機能も市販品と同じです。

自作は見た目がイマイチなのと、折りたためないので場所を取るのが欠点でしょうか。

反面、低コストで大きな発光面積をもつ照明が作れます。

こちらの「3.面光源照明&撮影ブースを自作しよう!」のページに作り方をUPしてます。



G.撮影ボックス

撮影ボックスは上記の自作照明と組み合わせて使ってますが、そこそこキレイな写真が撮れれば良いという場合あると非常に便利です!

こちらも、「3.面光源照明&撮影ブースを自作しよう!」のページに、自作の製作行程をUPしてます。

欠点としては、あまり大きな作品は撮影出来ないのと、光をコントロールできないので、画一的な写真になりがちな事でしょうか。

つや消し模型は良いんですが、艶有りのカーモデル等はあまり上手く撮れない感じがします。

あと、自作だと工夫して作らないと折りたためないので、場所を取ってじゃまです。。

市販品だと、タミヤ模型から「ポータブル撮影スタジオ」という商品が発売されてますけど、他メーカーからも色々と発売されてます。

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その他ポータブルスタジオはこちら。
色々あります。ポータブル撮影スタジオ 【amazon】


とりあえず、今のところ写真撮影に使ってる機材類はこんな感です。

次は、デジカメの設定やピント合わせなど、撮影のポイント等を紹介してみたいと思います!

 次ページ 「 2.撮影ポイント・ピント合せ 」


【 プラモデルを写真に撮ろう! 目次 】
1.写真撮影に必要な機材・道具類 (このページです)
2.撮影ポイント、ピント合わせ
3.面光源照明&撮影ブースを自作しよう!
4.ブースを使って撮影してみよう!



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