1から始める、プラモデル・模型の作り方!
プラモデルのジオラマベース(砂地)の作り方をUPしてます!

ジオラマベースの作り方(砂地編)

簡単なミニジオラマのベースを作ってみましょう!

今回は砂地、荒地などのベースを作り、最終的に写真のような感じで飾ってみることにします。


ベースになる枠は、100円ショップで見つけた写真立てを使うことにしました。

サイズも今回の模型にちょうど良いぐらいで、何より100円と安く済むのでピッタリな感じです。


写真立ての裏ふたの凸部分など、邪魔なところはニッパーで切り取っておきました。


裏蓋の余分なとこを切り取ったら、元通りフレームにセット。

そしてこれから作業していく際に、フレーム部分を汚さないようにするため、フレーム部分にはマスキングテープを貼りました。

マスキングテープは、塗装などすべての作業が終わって、最後にはがします。


では、準備が整ったら、ベースを作っていきましょう!

今回主にベースに使ったのは、これまた100円ショップで買ってきた紙粘土です。

木粉ねんどと書いてありますが、普通の紙粘土と同じようなものだと思います。説明によると、非常に軽量で乾燥後もヒビ割れしにくく、木粉から生まれた環境にやさしい粘土だそうです。

軽いのは間違いないですね。殆ど重さを感じないぐらい軽いです。

この粘土を、ジオラマベースとなる写真立てに敷いていきましょう。写真右は粘土を敷き終わったところです。

この状態で2~3日乾燥を待ちます。この木粉ねんど、乾燥時間が長いです・・。


次に、これだけだとちょっと単調なので、地面の一部に小岩を置いてみることにしました。

木工用ボンドを水で2倍ぐらいに薄めて、小岩をおく部分に筆で塗っていきます。

薄めたボンドは、何かふたがある入れ物に入れておくと保存できて便利かもしれないです。


で、ボンドを塗った上から石膏を砕いたものをばらまいていきます。(小岩の作り方は後日UPします。)

接着が弱そうな部分は、個別に小筆でボンドを追加で塗ってます。

そのままだと完成後取れてきそうな感じがしたので。。


次は地面に多少起伏を持たせるため、石膏をパラパラとまいて、その上から霧吹きで水を吹きかけて石膏を固めした。

石膏を撒く部分には、石膏を撒く前にボンドを塗っておいてます。


その上から、最後に全体的に細かい砂をまいて見ました。

この砂は、熱帯魚観賞用のものを使ったのですが、その辺に細かい砂があれば、それでいいと思います。


そして、いよいよ塗装です!

使った塗料は、タミヤのアクリル塗料「XF-59 デザートイエロー」を基本色に塗装して、部分的にデザートイエローにホワイトを混ぜた色で塗装したりして、色味に変化をつけてみました。

その後、岩の部分にデザートイエロー+ホワイト色でドライブラシ塗装をして、最後にマスキングテープを剥がして完成です!


アップ写真です。


車両、フィギュアをおいて完成です!

今回は車両、フィギュアともに固定していませんが、固定する際はフィギュアの足の裏に適当なピンを刺して、ベースの紙粘土に突き刺しておくと良いと思います。

紙粘土が硬くてピンが刺さらないときは、ピンバイスで穴を開けて突き刺すか、もしくはピンを使わず、直接接着剤でくっつけても良いかもしれません。