1から始める、プラモデル・模型の作り方!

タミヤ 1/35「パラサウロロフス情景セット」のプラモデル製作記

タミヤ 1/35「パラサウロロフス情景セット」完成品写真

「パラサウロロフス」は白亜紀後期に生息していた、体長10m前後、体重は4t程の草食恐竜(鳥脚類)です。

「パラサウロロフス」製作記

今回製作したのは、タミヤから発売されている恐竜世界シリーズNo.3の「パラサウロロフス情景セット」。

このシリーズはこのパラサウロロフスで3作目ですけど、出来が良く気軽に作れて楽しいです。ベースサイズも横24cm、奥行き16cm程と手頃なので手軽に飾れます。

キット内容

パラサウロロフスは、雄と雌のどちらかを選んで組み立てられるようになってます。ニクトサウルスは金属線で飛行姿勢でセットでき、樹木のソテツも金属線を仕込んで葉を組み立てたりと、細かいところまで気が利いてます。

早速、組み立てていきます。

パラサウロロフスの組立て

胴体や頭、足などは接着材を多めにつけて、半乾きになったら部品を接着。

乾いたらはみ出した部分をデザインナイフで切り取り、部品の合わせ目を消していきます。ちょっと乾かし方が足りなかったみたいで、接着剤が広がっちゃいました。。

パラサウロロフスの組立が終わったら、次は塗装です。箱絵を参考に、淡いグリーンとグリーンの縞模様で塗装することにします。全てラッカー系塗料で塗装します。

最初に発色を良くするために全体にホワイトサフを吹き付け、首から腹部分にかけてMr.カラーの「45 セールカラー」を塗装。

それ以外は「27 機体内部色」に「22 ダークアース」を少量混ぜた色を塗装していきます。

緑の縞模様は「6 グリーン」+「22 ダークアース」に「58 黄橙色」も多少まぜて塗装。ハンドピースはタミヤの0.2mm径を使いましたけど、こういう塗装は0径の小さなハンドピースが非常に使いやすいです。

一度縞模様を描きましたけど、イマイチな感じだったのでラインの角度を修正することに。サフを吹き付けた後に最初に塗装した淡いグリーンを塗装し、再度緑の縞模様を描き込んでいきます。

くちばしとツメはダークグレーで塗装。

そしてエナメルのレッドブラウンでウォッシング後、バフでドライブラシ。

目は全体をレッドブラウンで塗装し、中央に一回り小さく黒を塗装。最後にホワイトを黒目の上の方に点付けして完成です!

ニクトサウルスの組立て

ニクトサウルスは最初にホワイトサフで全体を塗装し、その後オレンジや茶系の色を適当に混ぜた色で骨格部分を濃いめに、翼部分は薄めに塗装しました。

あとは、エナメルのレッドブラウンでウォッシングした後、バフでドライブラシしてます。

ニクトサウルスは着地してるタイプが1体あるんですけど、翼の部品を片方無くしてしまい、飛行姿勢の2体だけを組み立ててます ToT

目はセールカラーにジャーマングレーを点付けして塗装してます。

展示ベース、ソテツの組立て

ベースはこちらのトリケラトプス製作記と同じ様に製作してます。

ソテツの木の幹部分は3つの部品を合わせて組み立てますが、合わせ目は接着剤を多少多めに塗って、はみ出した部分を削って消しておきました。

オリーブドラブやダークアース、ホワイト等を混ぜた色で塗装し、エナメルのバフでドライブラシして仕上げてます。

ソテツの葉の部分は、説明書ではC4部品にワイヤーを通してから葉を接着していくようになってますけど、やりにくそうなのでワイヤーを半分にカットし、最初に葉を付けることにします。

ワイヤーには紙が巻き付けてあるので、接着は木工用ボンドで行いました。木工用ボンドを金属線に付けて、葉を付けていきます。

ボンドが乾いたら、葉に1mm程度の間隔で切り込みを入れていきます。

C4部品への取り付けは、金属線の差し込み部分を1~1.5cm程にカットしてから穴に差し込み、折り曲げて瞬間接着剤で固定。

ワイヤーを曲げて瞬間接着剤で止めたため、幹部品と合わなくなったので幹部品の突起部分をカットして接着しました。

葉っぱの曲げ具合を調整して、ソテツは完成です。ソテツはけっこう雰囲気があって、イイ感じです。C4部品と幹部分との合わせ目は、処理せずそのままで完成としました。

ニクトサウルスを取り付ける為の金属線は岩部品で固定しますが、確実に取り付けようとすると接着剤がはみ出しそうです。

金属線そのものを接着してしまっても良いですけど、ニクトサウルスの角度を変えることが出来なくなるので、ベースに穴を開けて裏からランナーを入れて補強することにしました。

まずは、ピンバイスで岩部品を設置する位置に2箇所、3mm径の穴を開けます。穴が岩からはみ出ないように注意します。

そして裏側から適当なランナー片を入れ、接着剤をたっぷり目に付けて固定します。

最終組立て

ニクトサウルスは、ゼリー状の瞬間接着剤で固定しました。

プレートは「19 サンディブラウン」で塗装後、レッドブラウンでウォッシング。文字周りはさらにブラウンでスミ入れ。

このあと、バフで全体をドライブラシして、プレート周辺をサンディブラウンやダークアース等を混ぜた色で塗装して完成させてます。

パラサウロロフス情景セット

これで、完成です!

今回作った、タミヤ1/35「トリケラトプス情景セット」はこちら。
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