コンプレッサーの騒音・消音対策
コンプレッサーによっては、作動音が大きく気になる場合がありますよね。
特に夜使う場合は、出来るだけ作動音を小さくしたいところ。
そこでこのページでは、コンプレッサーの消音方法など紹介してみたいと思います!
吸音フォームでコンプレッサーの音を小さくする
コンプレッサーは作動音もですが、結構振動が伝わって響くので、下にクッションを1枚引くだけでも随分音の伝わりが減ったりします。
なので、まずはコンプレッサーの下に1枚クッション等敷いて見ると良いです。
それでもうるさく、もっと作動音を下げたい場合は、コンプレッサーや使い方にもよりますけど、ほぼ密閉した空間に入れてしまうのもひとつだと思います。
今はクレオスの「リニアコンプレッサー L5」をメインに使ってますけど、吸音フォームを貼り付けた空間に入れて使ってます。
こんな感じで、「吸音フォームSF4」というスポンジ状のものを、前後左右上下それぞれに4cm厚ずつ設置。写真右は手前に付けるフタですが、ここにも吸音フォームを貼り付けてます。
この「吸音フォームFS4」は、スポンジ専門店ソフトプレンで購入。
L5はもともと動作音は静かですけど、この吸音ボックス内に入れると夜でも殆ど作動音が気にならなくなります。夜のアパートでの使用も全く問題無いはず。
「こんな密閉した場所にコンプレッサーを入れて大丈夫なの?」
といった疑問もあるかもしれませんが、夏以外は特に問題無い感じです。夏はフタ開けてあまり長時間の連続使用はしないようにしてます。もともとL5はちょっと熱持ちやすい感じがしますけど、これで異常に熱くなったりということは無いです。
以前はタミヤのREVOコンプレッサーを使ってましたけど、吸音スポンジを貼り付けた密閉ケースに入れると、かなり作動音を減らせてました。
REVOコンプレッサー上部の取っ手部分は邪魔だったので、のこぎりでカットしてます。
こちらの消音ボックスでのREVOコンプレッサー作動音をUPしておきます。
タミヤ REVOコンプレッサーの作動音(WMAファイル)
ハンドピースからはエアーを出している状態で、前半10秒ぐらいまでが消音ケースのフタを開けた状態、その後はフタを閉めた状態での作動音です。
「吸音フォームSF4」と似たようなスポンジ状のものが、もっと安くホームセンター等に売ってあるので、大きめのケースに厚く大量に敷き詰めれば、ほぼ無音状態にすることも出来るかもしれません。
このレボコンプレッサーも、密閉空間での使用は特に問題無い感じ。
REVOコンプレッサーは分解してみても、モーターは元々樹脂パーツで密閉されてるし、気温25℃の中20分ほど連続運転してみても、コンプレッサー本体は多少暖かくなる程度で、不具合は感じられませんでした。
こちらは、同じ消音ボックスで田宮の「コンパクトコンプレッサー」を作動させたときの動作音。
タミヤ コンパクトコンプレッサーの作動音(WMAファイル)
ハンドピースからはエアーを出した状態で、前半13秒ぐらいまでがフタを開けた状態、その後はフタを閉めた状態での作動音です。
そしてこちらは、タミヤの「ベーシックコンプレッサー」を作動させたときの動作音です。
タミヤ ベーシックコンプレッサーの作動音(WMAファイル)
そして、ウレタンクリアーを吹き付けるときは、タミヤのコンプレッサー「SW-653」を使ってますが、これも同じように吸音フォームを貼り付けた空間で使ってます。
吸振ゴムを設置した上にベニア板を乗せ、その上にクッションを乗せてコンプレッサーを置いてます。SW-653は元々ゴムの脚が付いてますけど、振動が結構あるので作動させると振動で本体が動いてしまうんですよね (p_-)
でも、こうすうると動くことも無くなり、作動音もかなり小さくなります。ただこの環境ではウレタン塗るときだけの短時間なので、長時間使った場合の熱の具合は不明です。
こういった、パワーのあるコンプレッサーはあまり密閉した環境では使わない方が良いと思いますけど、短時間なら問題無いと思います。
夏はふたを開けたり、あまり長時間連続使用したりしないようしてますけど、今のところ消音ボックス内での使用に不具合は無い感じです。ただ、密閉に近い容器に入れて作動させる場合は、自己責任にてお願いします!