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タミヤ「ペインティングブース」の清掃
塗装ブースをしばらく使っていると、内部のフィルターやシロッコファンに汚れが溜まってきて、吸引力がだんだん落ちてきます。
吸引力落ちたまま使っても問題ないですけど、その内殆ど吸わなくなってくるので、吸い込みが悪くなってきたなと思ったら、掃除してやりましょう。
メンテナンス自体は特に難し事はないですけど、ちょっとめんどくさいです。。
まずはペインティングブース前面のエプロンを取り外します。
ネジを3本外すと簡単に外れます。
前面のエプロンが外れたら、次は前面パネルを外していきます。
これもネジ止めされているので、ネジを外せば簡単に外れます。
塗装ブースの中身はこんな感じ。
このフィルターのうねりで塗料を吸着して、野外に出来るだけ塗料粉が排出されないなってます。このフィルターに汚れが溜ってくると、空気の通り道が少なくなって吸い込みが悪くなるんでしょう。
フィルターを洗浄、または交換する為フィルターを全て外します。
取り外す時に結構粉塵が舞うので、吸わないよう注意しておきましょう。
フィルターを水で何度か揉み洗いしたあと、適当に干して乾かしておきましょう。
水で洗う前に、フィルターに付着した粉塵をビニール袋等に入れ、よく振って掃い落としておくと、楽に洗い終わります。
というか、塗装ブースにフィルターを付けたまま、適当な棒状の物でフィルターをたたきながら、掃除機で吸い取るだけでもかなりキレイになるので、洗わなくても良いかも。
写真右はフィルターを広げた状態ですけど、これとほぼ同じ幅のフィルターがホームセンターに売ってあります。
フィルターがダメになった場合は、カスタマーサービスで取り寄せる以外にも、ホームセンターで購入できるので、現在すでに「ペインティングブース」は廃盤ですけど、ずっと使っていけると思います。
塗装ブース内面にも塗料粉がかなり溜まっているので、それを捨てて、雑巾で軽く拭いておくといいかもしれません。
フィルターが乾いたら、元どうリにフィルターを戻していきましょう。
エプロンの汚れがひどいようなら、シンナーで拭いておくとキレイになります。
これもかなりシンナーで吹いたのですが、汚れが溜まりすぎていたせいか、なかなか取れなかったので完全には取れませんでした。
後は前面のパネル、フードを元通りネジで止めると、清掃終了です!
フィルターともう1つ、シロッコファンの掃除もしておきましょう!
フィルターのほかにも、モーター部分のシロッコファンにも結構汚れが溜まってきます。
吸引力が落ちてきた場合、ここも掃除しておくといいです。
まずはモータ部分を固定している4本のネジを取り外しましょう。
写真右が取り外した状態です。
いらなくなった歯ブラシや筆でファンをこすって、塗料粉を落としていきましょう。簡単に溜まった汚れが取れます。
部屋の中でやる場合は、掃除機汚れをで吸い取りながら作業すると汚れも飛び散らず、手早く作業出来ます。
ファンの掃除が終わったら、元通りにネジで固定して塗装ブースの清掃作業は終了です!
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