1から始める、プラモデル・模型の作り方!
プラモデルのマスキング作業に必要な道具・工具類を紹介しています。

プラモデルのマスキング作業に必要な道具・工具類

マスキング作業に必要な道具

このページでは、マスキング作業にあると便利な道具や工具類を紹介しています。

個人的にマスキング作業に使っている道具類は、大体写真の様な物です。全部を毎回使うわけでは無いですけど、1つづつ紹介してみたいと思います。

マスキング作業に必要な工具・道具類

マスキングテープ

必ず必要なのがマスキングテープ。写真はタミヤ模型から発売されている6mm、10mm、16mm幅のケース入りマスキングテープです。

これはケース入りなのでホコリがつきにくく、カットも簡単です。薄手でしっかり貼れてノリが残ることもなく、入手も容易で非常に使い勝手が良いです。

40mm幅も発売されてますけど、これだけケースは無いみたいです。それと40mm幅は他と製造メーカーが違うのか、粘着力が強めでちょっと使いにくいです。塗料が持って行かれそうで怖いので個人的には使ってません。

ホームセンターで売ってあるマスキングテープは、模型用には粘着力が強すぎたり、ノリが残ったりする物もあるのでその辺気を付けておいた方が良いかも。

マスキングゾル

マスキングゾルは塗ってしばらくすると乾燥し、乾燥後に剥がすことの出来る液体マスキング剤です。テープではマスキングしづらい凹んだ箇所や隙間、曲面部分をマスキングするのに使います。GSIクレオスのゾルが、入手しやすいと思います。

ゾルには「ゴム系」と「非ゴム系」の2種類有り、「非ゴム系」は塗ってからカッターで切り出す事が出来ますが、「ゴム系」は出来ません。「マスキングゾル neo」の表記があるのがゴム系で、ゴム系の方が剥がしやすいです。

ただ、ゴム系の「マスキングneo」の方は塗料が微妙に浸透してる気がするんですよね。写真はマスキングneoでシルバー色部分をマスキングしてセミグロスブラックで塗装したケースですが、シルバー色部分が少し黒ずんでしまってます。

他にも何度か同じように黒ずんでしまったことがあるんですけど、「マスキングゾル 改」ではこう言うことが起きたことは無いので、今はneoは使ってません。

デカールバサミ

デカールをカットするだけならカッターや普通のハサミでも問題無いですけど、このタミヤの「デ

カールバサミ」はデカール専用品と言うだけあって、非常に使い勝手が良いです。

切れ味が良いのはもちろんですけど、取り回し良しがよく細かなデカールがカットしやすいです。薬指を掛けておく突起も非常に具合が良いです。

通常のハサミに比べるとデカールバサミは刃が短く、指穴からネジまでの距離が長いです。指の開閉に対して刃の開閉が穏やかなので、細かい部分でもカットしやすいのかなと思います。

刃も薄くシャープで細かな部分でも見やすいし、曲線部分のカットもやりやすくストレスが無いです。耐久性も問題無いので、一つ持っておくと重宝すると思います。

デザインナイフ、定規、カッティングマット

マスキングテープはライン状に細くしたり、曲線にしたりと頻繁にカットしますが、カットする時はカッティングマットを敷いておくと、刃を傷めずテープもキレイにカットできます。

カットする際は定規を当ててカットしますが、プラスチック製の定規だと定規に刃が食い込む事があるので、ステンレス製が使いやすいです。

ステンレスの定規は、カッティングマットに残ったマスキングテープを、まとめて取り除くのにも便利(写真右)。

カッターは、個人的にはデザインナイフや精密カッターを使う事が多いですが、普通のカッターでも問題ないです。使いやすい物でOKだと思います。

ピンセット

ピンセットは、マスキングテープをつまんで貼ったり、剥がしたりするのにほぼ必須になってきます。

先端が細くて合いの良いタミヤの精密ピンセットと、同じく精密ピンセットの先丸タイプが使いやすく、メインで使ってます。100円ショップに売ってるような安物は精度低くて、模型用としては向いてないと思います。

円形マスキングシート

ハイキューパーツから発売されてる円形マスキングシートは、3Mのマスキングシートを 1、1.5、2、2.5、3、4、5、6mmの8サイズにカットしてあるシート。

これはカットの精度が非常に高く、真円で毛羽立ち等も一切無いので、確実なマスキングが出来て重宝してます。

サークルカッター

円形にカット出来るカッターです。写真の「スーパーパンチコンパス SPC-2」は直径1.5mmから10cmまで対応してるので、かなり細かい円もカット出来ます。

オルファのコンパスカッターは最小で直径1cmまでしか対応してないので、細かい円を切り出したい時はこちらが便利。

ポンチ

ポンチはマスキングテープをくりぬき、手早く小さな円形のテープを作るのに便利です。反面、断面が若干ぼやけ気味になるので、確実にマスキングしたい箇所はハイキューパーツの「円形マスキングシート」やサークルカッターを使ってます。

タミヤからモデラーズポンチが発売されてますが、こちらは結構切れ味良さそうなので、買うならタミヤのが良いかも。

ハセガワ カッティングテンプレート

ハセガワのカッティングプレートは直線や曲線、円に切り出すためのステンレス板。写真は直線タイプの「TP5」。幅0.5m~10mmまで様々なサイズに切り出せます。

テンプレートの厚さは0.3mmあるので、カッターを当てても刃がずれたりせず、正確に同じ幅でカット出来るのであると便利。

ディバイダー

ディバイダーは、主に艦船模型でマスキングテープ貼る箇所の長さを測り、テープをあらかじめカットして貼るのに使ってます。艦船模型以外では殆ど使ってないので、無くても良いかな。

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