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アオシマ 1/700 「駆逐艦 冬月(ふゆづき)」のプラモデル製作記

1/700「駆逐艦 冬月」完成写真

冬月は秋月型の6番艦として建造。戦艦大和と共に沖縄への水上特攻へ参加し、呉に帰還してます。戦後は復員船として活躍。

「駆逐艦 冬月」製作記

今回製作したのは、アオシマから発売されている駆逐艦「冬月」。

菊水作戦BOXに入っていたキットです。「秋月型」の駆逐艦で、このタイプは初めて作ります。

中身は特に変わった所は無く一般的なウォーターラインシリーズといった感じ。

まずは艦首側面の凹みが大きかったので、パテ埋めしておきます。そして、海面プレートへボルトで固定できるよう工作しておきました。

側面は細切りにしたマスキングテープを貼って、サーフェイサーを吹いて船体のつなぎ目を再現しておきます。

ホーサーリールやラッタルはエッチングに置き換え。この時点ではまだラッタルは固定してません。

爆雷装填台もエッチングに置き換えて、船体側面にはエッチングの船外電路を取り付けていきます。

そして、箱絵を参考に舷窓を再現してみます。バインダーで等間隔に印をつけ、ピンバイスで穴を開けて再現しておきました。

その後リノリウム色を塗装し、伸ばしランナーでリノリウム押さえを再現。

リノリウム部分にマスキングをしたら、船体全周にエッチング手摺を取り付けていきます。

艦橋部分は窓をエッチングに置き換え。窓部分はライオンロアのラッタルを使ってます。

艦橋部分や、船体後部の構造物には水密扉を追加。いくつかはピンバイスで開口して、扉が開いた状態にしてみました。

船体塗装後、水密扉部分は慎重にマスキングテープを剥がします。扉を支えてる2本のヒンジ部分はすごく脆いので、変に力が加わると簡単に取れてしまいますから・・

マスト上部は真鍮線で自作、レーダーもエッチングに置き換えてます。この後は、全体にウォッシングをして、サビ汚れなどを多少追加。

今回は、フィギュアも配置してみました。甲板後部には、木材やロープなども配置。木材は割り箸を小さく削った物、ロープはフラグシップの極細銅線をよじった物で作ってみました。

あと、箱絵を参考に主砲後部に空中線を貼るためにT字型の支柱を真鍮線をハンダ付けして作り、追加しておきました。

内火艇はエッチングメッシュで帆の骨組みを作って、ティッシュで帆を再現してみましたけど、イマイチだったかも。。

1/700 駆逐艦 冬月

あとは、空中線や細かい部品を取り付けて完成です!

今回製作した模型はこちらです。
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