「日産 GT-R(R35)」完成写真
「日産 GT-R(R35)」製作記

今回製作したのは、タミヤ 1/24スポーツカーシリーズNo.300 日産 GT-R(R35)です!
日産・GT-R(R35型)は、初代スカイラインGT-Rから数えて6代目、GT-Rシリーズとしては第3世代のGT-R。
1/24 GT-R(R35)は、タミヤ以外にアオシマとフジミからも発売されてますけど、やっぱりタミヤが一番確実な感があったので、タミヤ製のGT-Rを作ってみます。
今回はタミヤ純正のエッチングパーツも購入。ディスクブレーキのエッチングは、けっこう効果が高そうです。



こちらがキットの中身。 ウィンドマスキングシートも入ってますが、これがあるとウィンドウの塗装が随分楽に、キレイに仕上がるのでありがたいです。

ボンネットは開閉式で、完成後も開閉出来ます。
・・出来ますが、エンジンルームはボディと一体成形になっててイマイチリアリティに欠けるのと、ボンネットとボディをキレイに合わせるため、ボンネットは接着して組み立てる事にします。
ボンネットは接着の強度確保と位置決めを容易にするため、エポキシパテをいくつか配置して、その上からボンネットを押しつけるように固定します。


パテが乾いたら、裏からリューターで穴を開けて、プラリペアを流し込んで確実に固定しておきました。
バンパーとボディの接着部分も、強度的に弱そうだったのでプラリペアで補強してます。


その後ボディ全体を1500番程度のペーパーで磨いて、パーティングラインなどを消していきます。
ヘッドライト部は、ボディとバンパーの移行部で軽く段差が出来てたので、キレイに揃えておきました。
それ以外は部品の合いは非常に良く、バンパーとボディの隙間もほぼ均一で、開閉式のままでもかなり精度が高く組めると思います。


スジ彫り部はPカッターで少し深く掘り直しておきました。
リアスポイラー部分は、A6とA2、A3部品との接着部分の段差が目立つので、ウェーブの黒い接着材でうめて、ペーパーで慣らして仕上げてます。


その後、ボディにサーフェーサーを塗装して、ボディ色を塗装。ボディは何色にするか迷いましたけど、ブラックで塗装することに。
ボディは研ぎ出しして仕上げておきます。


シートは、ヘッドレスト部分が貫通していなかったので、リューターとヤスリで穴空け加工をしておきました。
シートの塗装はラッカー系のセミグロスブラックで塗装後、外周の赤いラインをエナメルの筆塗りで塗装します。細筆にたっぷりめにエナメル塗料をつけて、塗料を置くような感じで塗っていきます。


塗料が乾かないうちに、エナメルシンナーを含ませた綿棒ではみ出した部分を拭き取って、完成。


インパネのシルバー部分は、マスキングしてエアブラシで塗装。


ステアリングホイールも、最初に全体をセミグロスブラックで塗装し、マスキング後シルバーをエアブラシで塗装。最後にスイッチ類のブラックを筆塗りして仕上げてます。


センターコンソールもマスキングしてエアブラシで塗装して、内装を組み立てます。エアコンの吹き出し口は、金属線を輪っかにして取り付けてみました。


ホイールは、メッキをそのまま生かして組み立てます。
最初にメタルプライマーを塗装し、その上からスモークにレッドブラウンを少量混ぜた色を吹き付けてます。


悩んだのが、ヘッドライト部品の塗り分けです。 筆塗りで塗装しようかとも思いましたけど、マスキングしてエアブラシ塗装することにしました。
最初にメッキ部品の上にメタルプライーマーをエアブラシで塗り、カッターやポンチで切り抜いたマスキングテープを貼っていきます。テープが貼りにくいところはマスキングゾルを塗ってマスキングします。


そしてエアブラシで塗装。写真左のような感じで仕上がりました。 やっぱり、エアブラシ塗装だとキレイに仕上がります。
一度に厚塗りせず、薄く乾かしながら塗るとマスキングテープに滲んだりせず、キレイに仕上がると思います。
フロント部分も、マスキングテープ+マスキングゾルでマスキング後、セミグロスブラックをエアブラシで塗装。


ボディ下部もマスキングしてエアブラシで塗装。 その他、ミラーやウィンドウなど細かな部品を組み立て、ボディを完成させます。

そしてシャシーと合わせて、完成です! やはり、ディスクブレーキのエッチングは良い味出してます。ここはエッチングに変えると効果大ですね。
キットは特にこれといった問題も無く、非常に組みやすかったです。
今回製作したプラモはこちら!
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