タミヤ 1/12「kawasaki ニンジャZX-12R」完成写真
kawasaki「ニンジャZX-12R」製作記
今回製作するプラモデルは、タミヤのバイクプラモデル、1/12 「カワサキ ニンジャZX-12R 」。
実車はメチャクチャ高性能なバイクで、最高速度は300キロオーバーだそうです。
部品はこれで全部です。この模型、カウル類は透明のクリアー部品で作られてます。
このまま組み立てれば完成後もエンジンなど内部が見れますが、今回は塗装して組み立てることにします。
緑色でちょっと着色されてるのですが、透明部品はちょっとしたことで結構簡単にヒビが入ったり、割れてしまったりするので用心しておかないと。。
カウルにはミニウイングみたいなものが付いてますね。
ここは一体成型ではなく、部品を接着するようになってるので、合わせ目が結構目立ってしまいます。
キレイに合わせ目を消しておく必要がありそうです。
とりあえず、接着が必要な部分は接着して、合わせ目を消す際にパテが必要な部分には、タミヤの光硬化パテで修正しておきました。
この光硬化パテはメチャクチャ使えますね。蛍光灯の光でスグに硬化するので、作業時間が大幅に短縮されます。
ただ、硬化後はけっこう硬いので、入り組んだ部分には使いにくいかも・・。
カウル類はパーツが透明なので、裏面から通常のグレーサフを、表からはタミヤのファインサフ・ホワイトを結構しっかりと塗装しておきました。
カウル色はグリーンで塗装することにしたので、念入りにやっておかないと色が透けるかもしれないので。
ただ、実際に塗装してみたら、なんか少しメタリックの混ざったグリーンでした。かなり淡い感じのグリーンと思ってたんですけど・・
結構な隠ぺい力で、透ける事も無く、問題なく塗装完了しました。そこまで念入りにサフを吹く必要も無かったかもしれないです。
これはタミヤの缶スプレー、「TS-52・キャンディーライムグリーン」を一度空き瓶に移して、エアブラシで吹き付けました。別に缶スプレーのままで全然問題ないんですけど、缶スプレーはちょっと苦手なんです。。
写真はカウル下面塗りわけのため、一部マスキングしてます。
残りの部品も全部切り取って、ゲート跡・パーティングラインの目立つ部分等を処理して、同じ色の部品をまとめて塗装。エンジン・フレームなど同色部品のものは最初に組んでおきます。
今回は、シルバーで塗装する部品だけサーフェイサーを吹き付けておきました。
カウル下面塗り分けました。
ここは境目が凹部でキレイに分かれていたので、マスキングは簡単、確実にできました。
残りの塗りわけが必要な部品等は、マスキングしてエアブラシで一気に塗装。個人的に、筆で塗装する部分というのは、本当に細かい部分だけです。
殆どはエアブラシで一気に、まとめて塗装してしまってます。エアブラシで塗装した方が断然キレイだし、その方が早いです。
チェーンは1つ1つ塗り分けておきました。このチェーンの塗りわけはちょっとめんどくさいですが、やっておくとかなりリアル感が増してきます!
この模型で他に手を入れるのは、他は ディスクブレーキの穴あけぐらいでしょうか。
先にカウルの方を完成させてしまおうと思い、デカール貼っておきました。
最初は2000年モデルの、シンプルなマーキングを貼ったのですが、やっぱり2001年モデルの派手な方に変更。 最初に貼ったデカールを剥がして、新しく貼りなおしたのですがなかなか剥がれずにえらく苦労しました。
水につけても、マークソフター塗りまくっても全然びくともしないので、つめで引っかきながら少しずつはがしていきました。まさかデカールが乾燥するとこんな強力にくっつくとは・・
そしてこのキットのデカール、気のせいかも知れないですが、厚みがかなり薄いような気がします。
デカールを普通に貼ったままの状態でも、厚みが殆どわからないぐらいです。
今まで作ったのはもうちょっと厚かったような気がするんですけどね。
ただ、デカールは一箇所失敗してしまったところがあります。。カウル上部の結構小さめのデカールなんですけど、バラバラに割れてしまいました。
特にこれといって難しい箇所でも無いんですけど・・。このほかにも2箇所ほど割れた所があるので、ひょっとしてデカールの質が悪いのかも?
他はわからないように修正できたのですが、ここはどうにもならなかったので、カスタマーサービスに注文です。
デカール貼ったら、研ぎ出し作業に入るため ソフト99クリアーをエアブラシで吹き付けておきました。
エンジン組み立てました。カウル取り付けるとあんまり見えなくなるのが残念ですが・・
ヘッドライト部分なんかも、キレイなメッキと完璧な部品の適合で、バッチリ組みあがります。
どんどん組み立てていきます。
塗装が終わってしまえば、あとは組むだけなので結構スイスイ進みます。部品もバッチリ合ってくれるので全くストレス無しです。
この辺はスミ入れなんかしておくと、結構いい感じになるのかも知れないです。今回はそのまま、ウェザリング無しで組み上げます。
組み立て中・・
カウルは研ぎ出し作業に入ります。
デカールを失敗したカウルは、デカールが送られてくるまで作業できないので、他の部品を先に作業しておこうと思います。
一回目のクリアーをペーパで削って、梨地をけして完全に平面にしておきます。明日、最終クリアーを吹いてコンパウンドがけですね。
そして、カウルの研ぎ出し、コンパウンドがけ終了です!
今回は2回目の最終クリアーを吹き付けてから、3時間ほど自然乾燥させた後、コンパウンドでの艶出しに入りました。 ちょっと早いかな・・?という気もしましたが、より簡単につやが出てくれました!
タミヤコンパウンドの荒め→青キャップのコンパウンドで磨きました。初めて粗めを使ってみましたが、かなりいい感じで削れますね。磨きすぎないようにちょっと注意しておいた方がいいくらいです。
翌日になると、クリアー塗料がより乾燥して引けてくるので、艶が多少落ちてきますので、また再度コンパウンドをかけておきます。この時は青キャップのコンパウンドで磨いてます。
その後は、歯ブラシで残ったコンパウンドを落として、中性洗剤で洗っておきます
本体の方もだいぶ形になってきました!この辺からだんだん作業が雑になってくる感じなので・・最後まで気を引き締めて取り掛からねば・・
マフラー部品のメッキは、一度はがして再塗装しようかと思ったのですが、合わせ目が殆ど目立たないのでこのまま使うことにしました。
カウルは内面をフラットブラックで塗装。表面に塗料がはみ出して、付着しそうな部分にだけマスキングしておきます。
エアーブラシ内側から外に向けて塗装していけば、塗料が表面にはみ出るといったことは、そんなに無いと思います。
もし、表面にはみ出たところは、コンパウンドで磨くと簡単に取れます。
スクリーンはデカールを裏側から貼るようになってましたが、ここはマスキングして塗装しました。
一度はデカール貼ってみましたが、貼り方が悪かったのか、パリパリと割れて簡単にはがれてきたので・・
フロントフォーク組み立てて、その他細かい部品など取り付ければ、車体はほぼ完成です!
カウルも大体出来てる感じなので、もうちょっとです。
あとは、残りのバックミラーなどを、ボンド Gクリアーで取り付けておきました。
スクリーンとカウル裏側の両側にGクリアーを少量つけて接着します。これは強度もあって、接着も確実でイイのですが、糸を引くのがちょっと難点ですね。。
カワサキ ニンジャZX-12R完成しました!
もっと手早く完成させるつもりだったのが、作ってみるとなんだかんだで結構掛かってしまいました。全体的に非常に組み立てやすく、特に問題な部分は無かったんですけど。
今回製作したキットはこちらです。
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