メタルテープで金属感を表現する

プラスチックに金属感を表現する場合、塗装よりもメタルシールなどを貼った方がよりリアルに仕上がる場合もあります。
今回は棒状の部品に100円ショップで購入したメタルテープを巻きつけて、金属感を表現してみました。
塗装とはまた違った質感が得られると思います。


使うのはメタリック色で着色されているメタリックテープです。
100円ショップで入手した物ですが、写真のゴールド以外にも赤や青など6色ほど入っていて、全部で100円でした。
今回はゴールドのテープを使います。ケースによって、実車に一番近い色を選ぶと良いと思います。
テープは貼る部分の幅、直径分ぐらいの長さに合わせて、あらかじめ切っておきます。直径をノギスで測って3.14を掛けた長さが、大体の直径の長さになります。
テープが2重に重なってくると結構剥がれやすくなったりするので、重なる部分がでてこ無いようにしておいたほうがいいかも。
テープを切るときは、両面テープを剥がしたあとの台紙みたいな、ツルツルした紙の上に貼って切ると、粘着力が弱まらず便利です。


テープをそのまま貼っただけだと、後々端の方からはがれて来るかもしれないので、「Gクリアー」を塗って補強しておきました。
Gクリアーをテープの端が来る裏側辺りを中心に塗っていきます。
つまようじ等に接着剤を少しつけて塗っていきます。
Gクリアーは糸を引いて塗りにくい場合は、ラッカーシンナーなどでちょっと薄めても良いかもしれません。

「Gクリアー」を塗った上から、テープを貼っていきます。
テープのつなぎ目は、見えにくい裏側に来るようにしておきましょう。
テープを貼ったら、その上からしっかりと圧着しておきます。こうしておくとがれてくる事はないと思います。
写真は田宮のデカールピンセットを使って圧着してます。

これで完成です!
塗装で仕上げるよりも本物っぽく、リアルな感じで仕上がると思います。
結構いろんなところで応用できるかもしれませんので、試してみてください!
