ペーパー掛けで消えた凸モールドの再現方法
部品の合わせ目などをペーパーで消した時など、一緒に凸モールドも消えてしまう事ってありますよね。
モールドが消えてしまったままだと、完成後にその部分だけ目立ってくるので、凸モールドを再現してみましょう!
凸モールドを作るやり方は簡単で、カッターで軽く切れ込みを入れてやります。そうすると、塗装した時にその部分の塗料が盛り上がり、凸モールドのように見えてくれます。
【 もくじ 】
直線の場合
まずは直線に凸モールドを再現する場合。
写真は合せ目を消す際のペーパー掛けで、凸モールドも一緒に消えてしまいましたので、凸モールドを復元させてみます。
残ってる凸モールドに合わせて定規等を当て、カッターで軽く切り込みを入れていきましょう。定規やカッターがずれないよう、慎重に。
写真左下は1本線を入れてみた状態。他も全て同じように切れ込みを入れていき、写真右は切れ込みを全て入れ終わってサフを吹いた状態。
塗装するとカッターの切り込みでめくれたプラスチックに塗料が乗り、盛り上がって凸モールドのように見えてくれます(写真右)。
通常鑑賞する分には、殆ど気にならない程度になってくれますよ!
曲面の場合
定規を当てられない曲面の場合の復元方法です。
こういう曲面部分は、刃を動かすより部品を回して切り込みをつけていった方がやりやすいかも。
切り込みはできるだけ1回で仕上げた方が無難です。2回3回と刃を当てると、刃がずれて汚くなる可能性が高まります。
写真左は切込みを入れ終わった状態、右は塗装終了後です。大体こんな感じで凸モールドを復元させてます。
それか場合によっては、凸モールドを凹モールドに彫り直すのも有りだと思います。
それでは、楽しいプラモライフを ^ ^