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プラモデルの透明パーツ・透明部品の接着方法

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車のプラモデル、透明部品の接着
車のプラモデル等のヘッドライトやウィンドウ部品など、透明パーツの接着って結構難しいですよね。

ここ最近のタミヤ製キットは部品の合いがバッチリな上、接着しなくても良いようハメ込み式になってるライト部品などもありますが、以前のキットなどはやはり接着する必要があります。

普通のプラモデル用接着剤でくっつけると、まず、キレイに接着する事はできないです。なので他の接着剤でくっつける必要があります。

たとえば、Gクリアー等のゴム系接着剤、クリアー塗料に木工用ボンド、場所によっては両面テープや、ピンで留めたり・・と言った事でしょうか。

色々と試行錯誤中ではあるのですが、ここではエナメル系のクリアー塗料を使った方法を写真に撮って見ました。

ただ、この方法はボディをラッカー系塗料で塗装しておく必要があります。

はみ出したエナメル塗料を溶剤でふき取る必要があるので、下地にラッカー以外の塗料を使っていると、下地を侵してしまいますので。

車のプラモデル、透明部品の接着車のプラモデル、透明部品の接着
とりあえず、接着する透明部品をはめ込みましょう。
接着剤をつけたりはしないで、はめ込んで位置を合わせるだけです。

それで接着する際は、クリアー部品を最初にくっつけられるのであれば、クリアー部品を最初につけた方が良いように思います。

このケースでは右の写真の部品を取り付けた後に、クリアー部品を取り付けることになっていたのですが、こういったものを最初に取り付けてしまうと、接着が難しくなってしまう場合があります。
車のプラモデル、透明部品の接着車のプラモデル、透明部品の接着
位置を合わせたら、面相筆にエナメル系のクリアー塗料をつけて、接着する面に塗っていきましょう。特に薄める必要は無いと思います。

部品の境目に筆を当てると、毛細管現象で塗料が流れていくと思いますが、流れないところは筆を入れて塗料を流していきましょう。
塗料がはみ出ても気にしないで大丈夫です。

塗料が乾燥した後、右の写真のようにところどころ塗料がヒケてきて、気泡が入ったようになってしまった場合は、その部分をエナメル塗料で埋めてやりましょう。

特に部品の合いが悪く、隙間が大きい場合になりやすいかもしれません。

もし修正が上手くできなく、目立つ場合はエナメルクリアーを全部拭き取って、最初からやり直してもいいかもしれません。

車のプラモデル、透明部品の接着クリアー塗料を塗り終わった状態です。

塗料が乾いたら、はみ出したエナメルクリアーを溶剤でふき取っていきましょう。

ティッシュや綿棒などに溶剤を含ませてふき取っていきます。下地がラッカー塗料であれば、下地を侵すことは無いので大丈夫です。
車のプラモデル、透明部品の接着溶剤をふき取ったら完成です。

普通の接着剤で接着するより、ずっとキレイに仕上がると思います!





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