1から始める、プラモデル・模型の作り方!

タミヤ 1/35「トリケラトプス情景セット」のプラモデル製作記

タミヤ 1/35「トリケラトプス情景セット」完成品写真

トリケラトプスは、6500~8000万年前の白亜紀に栄えていた、角竜の中では最大の恐竜です。

「トリケラトプス情景セット」製作記

今回製作したのはそのトリケラトプスの模型、タミヤから発売されている恐竜世界シリーズNo,4「トリケラトプス情景セット」です!

こちらがキットの中身。トリケラトプスの他ベロキラプトルが2体、ベースには池や樹木、魚やカエルなども付属してます。ジオラマベースは自然な感じのリアリティがあって、良い雰囲気です。

部品は大きく組立はすぐ終わりそうですけど、うろこの合わせ目処理がめんどそうです (p_-)

トリケラトプスの組立て

まずはトリケラトプスを組立て。胴体は接着材をたっぷり目に塗って、接着材が半乾きになったところで、クランプなどで固定して乾燥させておきます。

乾いたら、はみ出した接着材をデザインナイフ等で削り落として合わせ目を消しておきます。

脚の部分の接着も同じように、接着材を多めにつけることで合わせ目を消しておきました。

胴体と脚の部分はけっこう隙間が空いてしまうので、パテ埋めするか迷いましたけど、ここも同じように接着材を多めにつけることで済ませました。

ベロキラプトル2体やその他枯れ木なども同じように組立て、合わせ目を消して、組立は終了です。枯れ木は、立った状態と倒れた状態どちらかを選べますが、接着しなくても立てた状態に出来るので、接着しないでおくことにします。

トリケラトプスの塗装

この後は、塗装です。まず、トリケラトプスの塗装は箱絵を参考に、ネイビーブルーとサンディブラウンのツートンカラーで塗装することにします。

最初に「サンディブラウン」を塗る下部を中心に、発色を良くするためタミヤのホワイトサフを吹き付けておきます。

サフが乾いたら、下半分をMrカラー「19 サンディブラウン」で、ツノ部分は「45 セールカラー」で塗装。その後、上半分に「14 ネイビーブルー」を塗装してます。

色の境目は0.2mm径のハンドピースを使い、フリーハンドで模様を描いていきました。

足の爪とくちばし部分は「40 ジャーマングレー」で塗装してます。最後に下半分の奥まった部分などに、「41 レッドブラウン」で極軽くシャドー吹きをしておきました。

丸1日ほど乾燥させて塗料が乾いたら、エナメルのレッドブラウンでウォッシングし、バフでドライブラシ。

ちょっとジャーマングレーの色味が強い気がしたので、最後に全体的にセールカラーを極軽く吹き付けて完成させました。

最後は目の塗装です。目の塗装もラッカー系のMrカラーで行いました。

まずは目の部分をレッドブラウンで塗装(写真左)し、乾いたら目の中心部分にブラックを塗装していきます。(写真右)

そして、ホワイトを点付けしてハイライトを入れ、最後にエナメルのクリアーで目の部分を塗装して完成です!

ベラキラプトルの塗装

ベラキラプトルの塗装もツートンカラーでいきます。まずはタミヤのホワイトサフを吹き付け、Mrカラー「7 ブラウン」を塗装。

そして、「81 あずき色」+Mrカラーのガンダムカラー「16 ブルー」を混ぜて作った色で模様を描いていきます。ハンドピースはタミヤの0.2mm径の物を使ってます。

かなり毒々しい感じの仕上がりになりましたね・・。

最後にセールカラーをエアブラシで極軽く吹き付けて、多少色味を落ち着かせてます。この後、エナメルのレッドブラウンでウォッシングして、バフでドライブラシして完成させてます。

ベースの塗装~完成

ベースの塗装は、発色を良くするため全体にタミヤのホワイトサフを吹き付けておきます。

その後、最初に枯れ木部分を「22 ダークアース」で塗装。枯れ木部分は最後にエナメル系の「XF-57 バフ」でドライブラシして仕上げます。

草地部分を「70 ダークグリーン」+「26 ダックエッググリーン」の混色で塗装します。

土と岩の部分は最初に「19 サンディブラウン」+「45 セールカラー」の混色で塗装し、土部分を中心に上から「セールカラー」を吹き付けて色味に多少変化をつけておきました。

セールカラーは、草地部分にも多少吹き付けてます。

岩部分には、もう少し手を加えていきます。まずは、タミヤのエナメル塗料「XF-64 レッドブラウン」と「XF-1 フラットブラック」を薄めて、岩部分をウォッシングしていきます。

レッドブラウンだけでウォッシングしたり、レッドブラウンとフラットブラックを混ぜて見たり、岩の形によって多少色味を変えてみました。

あまり薄めすぎるとベース部分に塗料が流れ出してしまうので、程々の濃度にしておきます。塗料が半乾きになったら、ティッシュや綿棒で拭き取ります。

そして、エナメルの「XF-57 バフ」でドライブラシ。最後にバフにフラットホワイトを混ぜた、殆どホワイトに近い色で少しドライブラシして仕上げました。土の部分も、このホワイトに近い色で多少ドライブラシしてます。

ベース側面は「22 ダークアース」で塗装しましたけど、ちょっと色味が強い気がしたので上から「45 セールカラー」を薄く吹き付けておきました。

シュロの木は、キットに付属の葉っぱだけだと枚数が少ない気がしたので、余白部分も使って枚数を増やしてます。

その他、池部分に配置する魚などは、シルバーの上にクリアーブルーやクリアーグリーンを塗って仕上げてます。

池部分の透明パーツはそのまま使おうかとも思いましたけど、水があるような感じがしないので、クリアーブルーで塗装。裏表両面をエアブラシで塗装して、2000番のペーパーで軽く磨き、コンパウンドで艶を出してます。

透明パーツは接着せず、岩部品を接着することで固定してます。

タミヤ1/35 トリケラトプス恐竜セット

これで、完成です!大きさ比較用のフィギュアも付属してましたけど、フィギュアは組み立てていません。あと、プレートもついてたんですけど紛失してしまいました ToT

やっぱり単品よりも情景模型の方が雰囲気が出ますね。気軽に作れて、楽しめる模型でした。

今回作った、タミヤ1/35「トリケラトプス情景セット」はこちら。
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