「クラシック ウェスタンスター 4964」完成写真
「クラシック ウェスタンスター 4964」製作記
今回制作したのはこちら、イタレリの1/24 「Classic Western Star 4964」。前回制作した 「ピータービルト377」に続いて2作目のトレーラーヘッドです。
1/24サイズですけど、全長34cm、幅12cm、高さは16cm(キャビン上部までは12cm)とかなりデカイです。
パーツのアップ。パーツ精度は悪くは無いですけど、ちょっと前のプラモデルといった感じ。特にシャシーパーツはパーティングラインが強めに入ってたり、パーツの合いがよくなかったりします。あと、メッキパーツは一部ホコリが入ってたりします。。
タイヤはランナーに付いてるので、カットしたゲート跡が地面側にくるよう組み立てておきます。
キャビンの底部は溝にはめ込むようになってますが、溝の下側をカットして、キャビンを組み立てた後でも下からはめ込めるように加工しておきました。
キャビン上部のルーフ部分にパーツの合わせ目がハッキリ出てしまうので、ここはキレイに消しておきます。
ボディはホワイトで塗装するので、光が透けないよう内部にシルバーを混ぜたサーフェイサーを吹き付けておきました。
ボンネットは完成後も開閉出来るようになってるんですが・・、どうしてもキレイにはまらないんですよね。写真右の矢印部分に、段差が出来てしまいます。
そこで、ボンネット後部を1mmほどカット、サイドのダクトがある部分も当たってたので、ここもヤスリで削ってます。
そして、キャビンの位置多少変えてみたりと色々やってみたんですけど、やっぱりキレイに開閉できないので、結局ボンネットとキャビンは接着してしまいました。裏からプラリペアで接着してます。
サイドのキャビンとボンネットを固定するバックルのようなパーツは厚みがありすぎるので(写真左)、薄く削っておきました。(写真右)
ワイパーもそのままだと形状がイマイチなので、薄く削って形を整えてます。写真左の上が加工後。
バンパーは、下部に箱絵にはないディティールがあったのでカット。多分、他の車種とパーツが共通になってるんだと思います。
ガソリンタンク(?)はメッキパーツになってますが、合わせ目が結構ハッキリ出てしまいます。ハセガワのミラーフィニッシュを貼ってみましたけど、目立ちすぎるのでメッキを落としてメッキシルバーで塗装し直してます。
マフラー部分等の曲面の強い、細めのパーツだとミラーフィニッシュでも目立たないんですけどね。
メッキパーツは、基本的にゲート跡にミラーフィニッシュを貼って、メタルプライマーを塗った後に「スモーク+クリアー」を吹き付け、輝度を落として組み立ててます。
ボディは、クレオスのクールホワイトに若干サンディブラウンを混ぜた、少し暖色系にしたホワイトで塗装してます。
ボディサイド部分のデカールは3つに分かれてるので、キレイに一直線になるよう3つ同時に位置合わせしながら貼ります。このデカールは硬くてかなり丈夫。馴染ませるのが大変なぐらい。マークソフターやドライヤーを使い、凹凸に馴染ませていきます。
デカールを乾燥させたら、ラッカークリアーを数回砂吹きしてフィニッシャーズのウレタンクリアーGP1を塗装。そのまま塗りっぱなしで完成させてます。
ウィンドウパーツはキャビンにセットしてから、スジボリ堂のUVクリアーを隙間に流し込み、接着しました。
後は、取説通りに組み立てて完成です! 全体的に多少おおざっぱな精度のプラモですけど、サイズも大きく気軽に作れて楽しめます。
今回制作した模型はこちら!
品切れの場合でも時々再生産してるみたいです。
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