「フェラーリ F1-2000」完成写真
「フェラーリ F1-2000」製作記
今回製作したのは、タミヤの1/20 グランプリコレクションNo.48、「フェラーリ F1-2000」。スタジオ27のマールボロデカールを使って製作してみます。マールボロマークがないと、ちょっと寂しい感じがしちゃいますからね。
カウルのボルト部分には、インセクトピンの1号針を埋め込んでみようと思います。
ちょっと前のキットなので、今ほどの精度はないですけど全体的にキレイな感じです。ただ、押しピン跡がかなり多数あります。。
タイヤはマークがあらかじめ塗装?されていて非常に出来が良いです。タイヤマークは個人的にキレイに貼るのが苦手なので、これはありがたいです。
ボディカウルは2分割されて、完成後も取り外せるようになってますが、パーツの合いを優先させて接着することにします。それに伴い、ラジエターダクト部分等も先に接着、取り付けておきます。
カウル上部のラインにズレがあるので(写真右)、ここは一直線になるようペーパーがけして修正しておきます。
カウルとアンダーカウルをそのままくっつけると、カウルが多少内側に入り込んで段差が出来てしまってたので、アンダーカウルにプラ板を付けてカウルが内側に入り込まないようにしておきます。
カウルの接着も、このプラ板部分で行います。アンダーカウルとの繋がり部分は、段差がなくなるようにペーパーで均しておきました。
カウルの形成色は赤で、ひょっとして染み出してくるかもしれないので、念のためサフにシルバーを混ぜたものを塗っておきました。
この上から、クレオスの「ハンマーレッド+クールホワイト」でピンクを作り、下地をピンクで仕上げておきました。
カウルパーツはコックピット横にA34、A35部品を最初に取り付けておきましたけど、ピンク色が奥まったところまで回らなかったので取り外し、本塗装後に取り付け直しました。
本塗装はクレオスの「レッド:7 + 蛍光レッド:3」の割合で調色した色を塗装。本塗装後にデカールを貼り、フィニッシャーズの「ウレタンクリアー GP1」を塗装。
5~6時間ほど乾燥させて一度1000番のペーパーでデカールの段差を消し、その上から再度ウレタンを薄めに塗装しました。
このまま吹きっぱなしで完成させようと思ったんですけど、少し塗膜の凹凸が気になったので、バフレックスのグリーン → ブラックの順で磨いた後、コンパウンドで艶出しして完成させてます。
サスペンションアームはセミグロスブラックで塗装後、「メタルメッシュ AE-06」を当てた上から、メタリックグレイを薄く塗って、カーボンパターンを表現してみました。
アームに貼る金属箔はキット付属の物を貼りましたけど、ちょっと厚めかな?ハセガワのミラーフィニッシュがあれば、その方が仕上りは良いかも。
フロントウィングのホワイト部分はデカールを貼りましたけど、ここは塗装した方が簡単でキレイに仕上がりそうです。
カウル下部は赤から黒への移行部分にグラデーションがかかってます。塗装で再現するつもりでしたけど、ちょっと無理っぽいのでここはデカールを使いました。デカールは赤い部分を切り離して、グラデーションがかかってる部分だけ使用。
グラデーション部分のデカールを貼ったら、デカール部をマスキングしてアンダーカウル下部をセミグロスブラックで塗装しておきます。
この後、赤塗装部分をウレタンでコートしますが、セミグロス部分にも多少ウレタンがかかってしまいます。 そこは最後に赤塗装部分をマスキングし、セミグロスブラック部分に半艶クリアーを吹きつけ、艶を抑えてます。
写真左、矢印部分のエンジンの排気口辺りはカウルと干渉してたので、カウルを一部リューターで削ってます。 カウルにはインセクトピンの1号を34本ほど埋め込みました。
完成です!F1マシンは細かなパーツが多いし、リアのウイングパーツ等、接着に神経使うものも多く、組立はちょっと疲れますね。。特に今回はグラデーション部のデカールと塗装の移行部分とか、ちょっと手間でした。
ただ、完成してしまえばプロポーションも良いし、キットの出来は高いと思います。
今回製作した模型はこちら!
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