「スズキ GSX1100S 刀」完成写真
「スズキ GSX1100S 刀」製作記
今回製作したのは、タミヤ1/6スケールバイクプラモデルの「スズキ GSX1100S 刀」。1/6ビッグスケールですけど、今でも5000~6000円で買える貴重な模型です!
キットの中身
パーツ構成はこんな感じ。部品点数は1/6としては標準的な感じなんじゃないでしょうか。
ただ、キットそのものが結構古いので、パーティングラインが全体的にちょっと強めにでてますね。メッキパーツに関しては、そのままメッキを生かして組み立てて行こうと思います。
組立
G15、G16のフューエルタンクは今回ウェーブの黒い瞬間接着剤を使ってみました。乾燥後も引けたりせず、短時間で合わせ目を確実に消せるかなと思ったので。
力が加わる場所には通常の接着剤の方が確実だと思うんですけど、あまり力も加わらないし、瞬間接着剤でも大丈夫でしょう。
最初に片方のパーツにタミヤの瞬間接着剤硬化促進剤を塗っておき、もう片方のパーツに黒い瞬間接着剤を付けて接着。硬化後に400~800番のペーパーで磨いて仕上げてます。
カウリング部分は、G10、G11、G12の3つのパーツを接着しますけど、特にG12パーツとの間に隙間や段差が出きてしまうので、ここも黒い瞬間接着剤を充填してならしておきます。
メッキパーツはメッキをそのまま活かして組み立てていきます。最初に全体にメタルプライマーを塗っておき、艶有りメッキのゲート跡にはハセガワのミラーフィニッシュを貼り、最後にスモークをエアブラシで薄く吹きつけておきます。
艶有りのメッキパーツはスモークを吹き付けて輝度を下げておくと、良い雰囲気になってくれます。
フレーム部品はパーティングラインがクッキリ出てるので、デザインナイフのカンナがけの後、800番のペーパーで磨いて丁寧に処理しておきます。
裏側部分は肉抜きしてあるので、ポリパテで埋めておきました。フロントフォークのボトムケース部分は、メッキを落として合わせ目を消し、塗装で仕上げていきます。
スタンドとフレームの接着部分ですが、合わせ目が結構目立ちます。ここはスタンドを塗装した後にフレームに接着し、ウェーブの黒い接着剤を充填後、ペーパーで磨いて合わせ目を消しておきます。
その後、スタンド部分をマスキングしてフレームを塗装し直してます。
フレーム前部に取り付ける、D13、D14部品は、合わせ目というか隙間がかなり目立つので処理しておきたいところ。
エンジン下部のクランクケースを取り付けた後で接着するようになってますが、左側は最初に接着しても大丈夫なので、まずは左側を接着して合わせ目を消しておきます。
隙間はウェーブの黒い瞬間接着剤で埋めてます。
もう片方はエンジン部分を取り付けてから接着。
同じようにウェーブの黒い瞬間接着剤で隙間を埋めて、ペーパーで均し、エンジン部分に塗料がかからないようマスキングして、エアブラシで塗装し直しておきました。
エンジン部分はつや消しのメッキパーツになってますが、メッキの上からクレオス「SM04 スーパーステンレス」を軽く吹きつけ、エナメルのブラック+レッドブラウンで軽くウォッシングして置いてます。
リアフェンダーの内側、ウィンカーパーツは押し出しピン跡が完成後も目立つので、光硬化パテで埋めておいてます。
リアダンパーのC4部品は最初にメッキシルバーNEXTで塗装した後、中央部分をマスキングしてセミグロスブラックで塗装。
カウル類はクレオスの「サーフェイサー1000」 → 「GX2 ウィノーブラック」 → 「159 スーパーシルバー」 → フィニッシャーズの「ウレタンクリアー GP1」の順で塗装、研ぎ出しして仕上げてます。
スーパーシルバーはクリアー分が多く、下地が透けやすいので、ブラックを下地に塗ってから、塗装しておきます。
ブレーキローター部分も軽くウォッシング。ホイール部分は、エナメルのメタリックグレイで塗装し、凸部分を綿棒にエナメルシンナーを含ませ、拭き取って仕上げてます。
ウィンドウパーツは4つの穴の下に押し出しピン跡があり、けっこう目立つので、バフレックス黒(3000番)で消して、コンパウンドで磨いてキレイにしておいてます。
シートはフレームにビス止めするようになってるんですけど、穴の位置が合いません・・。
左側は前方に1mm程、右側は前方&下方に1mm程金属の留め具をずらす必要がありましたので、シート裏の穴を伸ばしランナーで塞ぎ、右側はシート裏にプラ板を挟んでから、留め具の穴の位置を開け直してます。写真右は修正後。
他、細々下パーツを取説通りに組み立てて完成です!
今回製作した模型はこちら。
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