タミヤ 1/12「ダンティーンプラマック ドゥカティGP4」完成写真
「ダンティーンプラマック ドゥカティGP4」製作記

今回製作したのは、タミヤ1/12オートバイシリーズNo.103「ダンティーンプラマック ドゥカティGP4」。
2005年のMotoGPに参戦した、チームダンティーンのマシンです。
カウルのビスモールドを「インセクトピン」に置き換える以外は、キットをそのまま、ストレート組みで製作していきます。
こちらがキット内容。




ホイール部分の赤いラインデカールがちょっと苦手なんですよね・・。
カルトグラフなので貼りやすい方なんですけど、それでもこの細いラインデカールをキレイに丸く貼るのはちょっと難しいです。
他も3次元の曲面に貼るデカールが多いですね・・。それ以外はタミヤ品質な感じで、特に問題なさそう。



早速組立です。テールカウル部分は5つのパーツを接着しないといけないので、合わせ目沢山で処理がちょっとめんどうです。
フューエルタンクも3つのパーツを接着する必要があるので、ここも丁寧に合わせ目を処理しておきます。



合わせ目を消したら、タミヤのピンクサフを吹きつけ、クレオスの「68 モンザレッド」で塗装していきます。
サイドカウル部分のデカールは黒い部分も一体になってますが、ちょっと黒い部分が不足してるので、切り離して塗装しました。



サイドカウルとアンダーカウルに跨がるデカールは、貼り付けて水分を拭き取ってからカッターで切り離してます。
タンク部分のデカールは曲面でそのままだと馴染んでくれないので、マークソフターつけながら綿棒で伸ばすように馴染ませていきます。非常に馴染みやすかったので上手く貼る事が出来ました。



デカールを貼り終えたら、ラッカー系クリアー(ソフト99ボデーペン)を吹きつけ研ぎ出しに入りましたが・・
サイドカウルとフロントフェンダーはパーツ形成色の赤がデカールに浮き上がって黄ばんでしましました。。(*_*;
写真中の、右側が黄ばんでる状態。このまま完成させるか迷いましたけど、サイドカウルとフロントフェンダーはシンナーにつけて最初からやり直しました。デカールはカスタマーサービスで取り寄せ。
2回目はフィニッシャーズのウレタンクリアー GP1を原液で吹き付けて、無事キレイに仕上げることが出来ました。



フロントフォークインナーチューブ部分は、ハセガワのゴールドミラーフィニッシュを貼り付け。この部分は最初にマスキングテープを貼り付け、塗料が付かないようにしてます。
塗料が付いてしまうとどうしても微細な凹凸が出来て、ミラーフィニッシュを貼ったときにそれが浮き出てしまうので、キット状態のままの方がキレイに仕上がると思います。
ブレーキディスクはピンバイスで穴開け、マフラーはクリアーオレンジとクリアーブルーを軽く吹きつけて焼けっぽくしてます。



タイヤはニッパーで中央のバリをカットして、400番→1000番のペーパーで磨いた後、ハセガワのコーティングポリマーを塗っておきました。



あとは取説通り組立て。組み立てて気づきましたけど、テールカウル右側は研ぎ出し時にデカールまで削ってしまってました。
あと、フロントフェンダー取り付け時に接着面にちょっと亀裂が入ってしまいました。これはシンナーにつけてやり直したので、ひょっとしたらそのせいで脆くなってしまったのかも。
とりあえず、これはもうこのまま完成せます。。

レーシングマシンはストレート組みでも、なんだかんだで手間がかかってしまいますね・・。デカールの量が多い上に曲面への貼り付けが多かったり、切り離しが必要だったりとちょっと疲れます。
パーツ精度自体は全く問題なしで、組立てやすいモデルでした。
今回製作した模型はこちら!
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