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ハセガワ 1/200「JAL(日本航空)ボーイング767-300ER」のプラモデル製作記

ハセガワ 1/200 「JAL ボーイング767-300ER」 完成写真

「ボーイング767-300 ER」は、ボーイング社の中型双発旅客機。767-200の胴体を5.6m延長したのが767-300です。

JAL ボーイング767-300ER 製作記

今回製作したのは、ハセガワの1/200 「JAL ボーイング 767-300ER」。767は初めて作ります。

キット内容

キットは特に変わったところは無く、普通の1/200旅客機といった感じのパーツ構成だと思います。

ただこのキット、胴体や翼、エンジン等のディティールが殆ど凸モールドになってるんですよ。胴体は下地処理の際に全部削り落としてそのまま作っていきますけど、主翼と水平尾翼は塗り分けがあるので凹モールドに彫り直しておく予定。

組立て

窓は全て埋めてしまうので、パテ埋めの裏打ち用としてプラストライプを窓部分に貼り付けておきました。スタンド用のパーツは胴体底面と同じ高さになるよう接着し、プラリペアで補強。

内部は光の透け防止に黒っぽい色で塗ってます。何となく今回塗ってみましたけど、やらなくても問題ないかな。どのみち表面にサフ塗ると透けなくなりますからね。

今回もギア無しの飛行状態で作るのでカバー部分は削り取ります。主脚部分の足りない所はプラ板をはめ込んで、隙間はウェーブの黒い瞬間接着剤で埋めておきます。

窓はポリパテで埋めます。ポリパテを削った後、角部分のパテが引けてたり気泡が入ってたりしますけど、そういう所はエアブラシの圧力を下げてサフを流し込むように塗り、乾燥後ペーパーで磨くとけっこう簡単にキレイになってくれます。

主翼と胴体のパーツは結構キレイに合ってくれました。前部の付け根部分がちょっと隙間空くので、ウェーブの黒い瞬間接着剤を盛りつけ、ペーパーで滑らかにしてます。767は777と違って胴体の合いも良いです。

機体の塗装

今回仕上げはホワイトサフを使ってみました。左は胴体をクレオスのクールホワイト+若干のサンディブラウンで塗装し終わったところ。

翼のマスキングは、まず前面に円形マスキングシートを切り取った物を貼り付け。

そして付け根にマスキングテープを貼り、マジックである程度のカーブ具合を写し取り、それを元にマスキングテープを切り出し貼っていきました。

翼の塗装に入る前に、胴体塗装時に付いたがさついてる塗料を1500番のペーパーで滑らかに整えます。その後クレオスの「315 グレーFS16440」を塗装。

さらに翼を塗り分ける為追加でマスキング。裏面は突起物があるので、角の部分でマスキングテープをカットし、マスキングゾルを流し込んでマスキングしてます。

「73 エアクラフトグレー」を塗装。一部マスキングを剥がし、最後に翼前面にシルバーを塗装するためさらにマスキング。

シルバーの細かい塗り分けラインがよく分らないので、写真右の様な感じでマスキングしてます。実機とは多分ちょっと異なってると思います。

胴体最後尾はシルバーっぽい感じになってるので塗装しておきます。ハイキューパーツの円形マスキングシールをはめ込むように貼り付け、裏からマスキングゾルで確実に密着させます。

そしてエアブラシで塗装。滲まず塗装出来たと思います。他細かいライト類を塗って機体の塗装は終了。

デカール貼り~完成

デカールにはあらかじめリキッドデカールフィルムを塗っておきます。

この767-300の窓のデカールは、全部1つにつながっててすごく細長いです。まっすぐ水平に貼るため、胴体上部にマスキングテープを貼り、これに合わせて貼っていくことにしました。

デカールを貼る部分には最初に水を付けて、デカールがスムーズに動くようにしてます。貼る段階ではマークセッターやソフターは使わずそのまま貼ります。使うと簡単によじれてダメになってしまいます。水分を押し出す際は位置がずれないよう筆で慎重に。

位置が決まったら、マスキングテープを剥がしてドライヤーで熱を加え、最後に最後にマークソフターを上から塗っておきました。

垂直尾翼の鶴マークは、凹モールドに沿ってカッターで切り込みを入れて馴染ませてます。

あと、デカール全部貼り終わって気づいたんですけど、「JAPAN AIRLINES」の文字が左右でずれてました (p_-) これはもう修正せず、このままで完成させます。

このキット、カスタマーサービスでのデカール価格が1200円もします・・。プラモ自体1300円程で買えるので、修正するならもう一個新しく買った方がいいかも。

デカール貼ったら、クリアー塗って研ぎ出し。ソフト99ボデーペンクリアーを砂吹きで数回吹きつけた後、3回ほど厚塗りして800~1500番のペーパーでデカールの段差を消していきます。

その後、ロックペイントのウレタンクリアー「マルチトップクリアーSH」を1回薄く吹き付け、乾燥後コンパウンドで磨いてます。

ハセガワ 1/200「JAL ボーイング767-300ER」プラモデル完成写真

あとはエンジン、水平尾翼つけて完成! 767は777より小さいし、部品の合いも良い分作りやすかったです。

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