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有頭シガ昆虫針(インセクトピン)

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志賀昆虫普及社から発売されている「有頭シガ昆虫針」は、カーモデルやバイクモデルのボルト、リベットの再現に便利。

通称「インセクトピン」と呼ばれてます。小さなパーツですけど塗装するより模型が引き締まって見え、効果は高いです!

サイズも00〜6号まで8種類あるので各スケールに対応可能で、価格は1袋100本入りで200〜500円とそこそこ安価。

「有頭」と「無頭」がありますが、ボルトの再現等に使えるのは赤い袋の「有頭」の方です。



「有頭シガ昆虫針(インセクトピン)」のサイズは、実際に1mm厚のプラ板にピンバイスで穴を開けて通してみたり、ノギスで計って計測してみた所、下記の様な感じでした。

多少誤差があります。特に頭径は同じ号数でも多少大きさにばらつきがあります。)

サイズ 軸径(mm) 頭径(mm) 長さ(mm)
00号 0.35 0.45 40
0号 0.40 0.50 40
1号 0.45 0.60 40
2号 0.50 0.65 40
3号 0.55 0.70 40
4号 0.60 0.80 40
5号 0.65 0.90 40
6号 0.70 1.00 40


インセクトピンの頭の部分はつや消し状態なので、艶有りにしたい場合は、リューター等にバフを付けて磨いてやると、ピカピカに艶が出てくれます。



こちらは実際に「有頭シガ昆虫針(インセクトピン)」を使用してみた模型。

車の方はエンジンルームの横左右に各4本(2号を使用)ずつ、バイクはサイドカウルに6本(6号を使用)とアッパーカウルにも使ってます。

有頭シガ昆虫針はこちらの「志賀昆虫普及社」から直接購入できるので、揃えておくと便利だと思います。定形外発送も可能です。

楽天ショップにも売ってありますけど、値段がちょっと高めです。

各種サイズあります。「有頭シガ昆虫針」 【楽天価格比較ページ】



真鍮線、ピアノ線

真鍮線は真鍮製の金属線で、0.1mm〜1mm以上の物まで各種サイズが揃ってます。ディティールアップや強度が必要な部分に埋め込んだりと、使い道は色々。

0.3mm以下の真鍮線は曲がりやすので、取扱には注意が必要。
細い線で強度が必要な場合は、ピアノ線の方が良いかもしれません。

個人的には1/700艦船模型のマストを真鍮線に置き換えたり、強度不足の部品に埋め込んで補強したりするのに使ってます。

特に艦船模型のマストは、細く繊細なマストを再現でき、十分な強度も得られます。

真鍮線は半田付けした方が強度が得られますけど、瞬間接着剤やエポキシ系接着剤でも接着可能です。

ピアノ線も真鍮線と同じように使えますが、ピアノ線は真鍮線よりも強度があるので、より強度が欲しい部分に便利です。

0.3mm以下(特に0.2mm)の真鍮線は曲がりやすいので、こういった細い線は真鍮線よりピアノ線の方が安心感あります。

ただし、切断にはピアノ線切断可能な丈夫なニッパーを使わないと刃が簡単に欠けてしまうので要注意。

ピアノ線同士、また真鍮線+ピアノ線の組み合わせでもハンダ付け可能です。



鮎釣り用金属線


鮎釣り用の金属線は、ニッケルチタン合金製の極細の金属線で(髪の毛より細い!)、主に艦船模型の空中線に非常に便利に使えます。

鮎釣り用の金属線は、釣具店などで入手可能です。

写真はサンラインというメーカーの金属線ですが、1/700艦船模型だと0.08号(直径0.047mm)辺りがスケール的に丁度良い感じ。

金属線は巻癖がなく、弾力があるので空中線の微妙な”しなり”が再現でき、リアリティのある空中線が張れるのがメリット。


色もブロンズがかったブラックで、そのまま使っても高級感があり、非常に良い雰囲気に仕上がってくれますよ。

ナイロン線と違ってピンと貼らなくて良いので、マストに負荷がかからず、破損防止という点でもメリットあります。

良いことずくめですけど、価格が高めなのが唯一の欠点でしょうか。
写真のサンライン社の金属線は、12mで定価4000円(実売価格で2000円台前半程度)しますからね。。

それでも、1/700スケールなら相当数作れる分量はあるので、1艦あたりの費用はそんなにかからないです。



フラグシップ 極細銅線

フラグシップから発売されている極細の銅線です。各種サイズありますが、最も細い銅線だと0.1mmの細さ。各種ディティールアップ等に使えます。

右の写真は1/700艦船模型ですが、0.14mmの極細銅線を使いホーサーリールをディティールアップしてみたところ。



フラグシップ 超極細チェーン

フラグシップから発売されている、極細のチェーン。
主に1/700艦船模型のアンカーチェーンのディティールアップに使ってます。



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