1から始める、プラモデル・模型の作り方!
ガンプラの後ハメ加工のやり方を紹介!

ガンダムプラモデル(ガンプラ)の後ハメ加工のやり方

ガンプラの後ハメ加工の工程

ガンダム等のプラモデルは、ほとんど接着剤を使わなくても組み立てることができる、ハメ込み式になってます。

組み立ての際には、内部の部品を塗装・組み立ててから、その内部の部品を挟み込むように外側の部品を組み立てることが多々あります。

たとえば通常は左の写真のように、顔の部品を塗装、組み立てた後に頭部の部品を組立てます。ただ、そうすると頭部の部品が合わさるところは合わせ目が目立ってしまいます。

ここから、この合わせ目を消して塗装するとなると、顔面部品をマスキングしたり、パテを使った場合は削りカスが内部に入って汚くなったり・・と、いろいろと面倒くさくなってしまうわけです。

そこで、まず最初に頭部部品を接着、合わせ目を消して塗装が終わってから、顔面部品を後からハメ込むことができればスムーズに組み立てられるので、後ハメが可能なように加工していきましょう!

後ハメ加工の手順

頭部部品を接着後、顔面部品を下からハメ込めるように、写真左の黒くマーキングした部分をデザインナイフなどで削っていきます。実際には多少他の部分も削る必要がありました。

どこを削れば後ハメできるかはケースによってかなり違ってくるので、どやったらスムーズに後ハメできるか考えながらやる必要があると思います。

そうすると写真左のように、顔面部品を下からハメ込むことができるようになります。後は、写真右のように頭部部品を接着、合わせ目を消して塗装した後に、顔面部品を下からハメ込めば完成です!

今回のようなケースは簡単に終わってますが、場合によっては新しく部品を追加したりしないと後ハメができないような、大掛かりな修正が必要なものもあると思いますので、ケースバイケースで加工する必要がでてくると思います。

後ハメ加工で組立てたガンダム頭部

完成後の写真です。他にも腕や足、関節部分などで後ハメ加工をした方がやりやすい箇所が結構出てくると思います。

ただ、特に関節部分の後ハメ加工は強度が低下しがちなので、その辺は気をつけておいた方が良いです。