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飛行機プラモデルのコクピット塗装

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飛行機プラモデル・コックピットの塗りわけ
飛行機モデルのコックピットがデカールではなく、モールドで再現されている場合は、パネルスイッチ類を塗り分けてみましょう。

写真はサーフェイサーを軽く吹いてありますが、特にサフは吹かなくても大丈夫だと思います。

飛行機プラモデル・コックピットの塗りわけまずは基本となる色を塗装しましょう。

ここでは、『Mr.カラー308 グレーFS36375』をエアーブラシで塗装しました。
ここで塗装する塗料は、ラッカー塗料を使います。

後でエナメル塗料だけを溶剤で落とすので、ここはラッカーで塗装しておきます。
飛行機プラモデル・コックピットの塗りわけ飛行機プラモデル・コックピットの塗りわけ
次にパネル類を塗り分けるため、マスキングテープやマスキングゾルを使ってマスキングしていきましょう。

写真右のように、各パネルの中もマスキングテープを極細に切って、マスキングしてみました。かなり疲れるので部分的にしかやってませんが、全部塗り分けたい人はがんばって全てのパネルの間をマスキングしましょう。
飛行機プラモデル・コックピットの塗りわけ飛行機プラモデル・コックピットの塗りわけ
左はマスキングが終わった状態です。マスキングが終わったらエナメル塗料で上塗りします。
写真右は、エナメルのフラットブラックで塗装し終わった状態です。

極細に切り取ったマスキングテープは、あまり密着性が良くないので、可能な限りエアーブラシで、模型との距離を多めに取って塗料を乾かし気味にして、少しずつ吹き付けて行った方が良いです。
いきなりドバッと吹き付けると、多分塗料が滲ます。
飛行機プラモデル・コックピットの塗りわけそしてマスキングテープを剥がした状態です。

あまり厚塗りで一気に塗装してしまわずに、乾かしながら吹き付けていくとそれなりにキレイに塗り分けられます。


飛行機プラモデル・コックピットの塗りわけ飛行機プラモデル・コックピットの塗りわけ
次に、爪楊枝の先にエナメル溶剤を染み込ませて、スイッチ部分の塗料のみを落としていきましょう。

スイッチ部分がわずかに高くなっているので、その部分だけにつまよう枝が当たるようにしながら、塗料を落としていきます。全部を落とす必要はないです。部分的に適当に落としていきましょう。

爪楊枝が汚れてきたら、新しい物と交換しながらふき取っていきます。
右の写真は、スイッチ部分のエナメル塗料を落とし終わった状態です。
飛行機プラモデル・コックピットの塗りわけ次は、適当にレッドなどの色で塗装しやすそうなスイッチに色をつけていきましょう。

実機の資料などがあれば、それを見ながらそれらしく、なければ適当にそれらしく塗っていきましょう。
出来るだけ凸面になっている部分に塗装すると、はみ出す危険がそれだけ減ると思います。
飛行機プラモデル・コックピットの塗りわけ塗り分け終了です!

それなりに雰囲気が出てくると思いますが、完成後はあんまり見る機会も無いかも。。





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